ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
デジタルパーマをかけて「毛先1カールのパーマにしましょう。そうすればアイロンで巻かなくてすみますよ」なんて甘い言葉をかけられてデジタルパーマをしてみれば、「この毛先どうするの!」という失敗にあったことありませんか?
デジタルパーマで失敗された髪の状態は
初めましてのご新規さま。
デジタルパーマで失敗されて髪の扱いに困ってしまい、あれこれと調べてカンザキのブログにたどり着き
「神戸市垂水区だ!家から近いし、駐車場もあるから車で行ける!」と思いご来店いただきました。
ありがとうございます!
そんなご新規さまのご来店時の髪の状態は
・・・
毛先はチリチリでパサパサ、傷み過ぎて乾燥して広がっています。
毛先の毛量調節のためか、髪をすかれて過ぎて髪の量も変に減っていますから、髪の重さもなくなりさらに乾燥してパサついて広がってしまっています。
しかも、この状態で水に濡れると、毛先がウェービーなひと昔前の「ソバージュ」みたいにクルクルパーマなんです。
とても毛先1カールのパーマなんかではありません!
これだとかえって毎日の髪のお手入れは大変ですよね。
ご本人も困ってしまって
でもデジタルパーマをかけた美容室には行きたくない・・・
でもどこに頼んだらなんとかしてもらえるのかわからない・・・
そこで色々と調べたらカンザキのブログに出会ったらしいです。
ホットペッパービューティーで調べても
「クーポンでデジタルパーマ失敗の修正なんてありませんから」
と言われました。
確かに言われればそんなクーポンみたことないですね。
デジタルパーマ失敗の修正は難しいからクーポンは作らないんですよ。
にしても、久しぶりにみる
見事なデジタルパーマの失敗
ここまでの失敗になるのなら、このデジタルパーマをかけた美容室はデジタルパーマはメニューから外すべきだと思います。
デジタルパーマの失敗は美容師の失敗
デジタルパーマって難しいんですよ。
ちゃんと「髪とキャッチボール」ができないと失敗のリスクが高いです。
「髪とキャッチボール」とは、ちゃんと髪の状態を見れる人のことです。
髪の状態を見て、どういう状態か判断して、何をすればいいのかを髪の状態から読み取れる人がするのが「髪とキャッチボール」
髪とのやり取りのことですね。
でも
髪はしゃべれませんから、しっかりと見極めることが大事なんです。
今回のご新規さまは元々くせ毛もあり、ヘアカラーも繰り返ししてて、髪の体力も減って、弱くなっていたんだと思います。
そこにデジタルパーマをかけてしまった。
薬剤と高温でパーマをかけるデジタルパーマですから、体力がない髪だとそのパワーに負けてしまうんです。
で、仕上がりは「なにこれ?」っていう傷みきったパサパサチリチリの状態。
決してデジタルパーマが悪いわけではないんですよ。
デジタルパーマが上手な美容師さんもいますからね。
デジタルパーマをかけたらなんとかなると思い込んでいる、髪とキャチボールができない美容師に問題があるんです。
ちゃんと勉強しないとデジタルパーマは難しいんです。
【デジタルパーマで失敗】毛先チリチリでパサパサをなおせるのか?
デジタルパーマで失敗して、毛先がチリチリ、パサパサになった髪をなおせるのか?
これが問題。
せっかくここまで来ていただいたお客さまですから、このままで帰っていただくわけにはいきません。
デジタルパーマの失敗をなおせるのか?と聞かれれば
「なおせません」と答えます。
でも、見た目は誤魔化すことはできます。
そうなんです。
デジタルパーマで失敗されたら完全になおすことはできないんです。
一度傷んだ髪は元には戻りませんから。
でも、見た目を誤魔化して、毎日のお手入れが楽になるようにはできます。
そうなるように
これから頑張ってみたいと思います!
続きます。