ヘナトリートメントの効果と「タンニン」について

神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

ナのトリートメント効果についてはこのブログでもよく書いています。天然100%ヘナは『植物100%』ってこと。なぜそんな植物100%にトリートメント効果があるのか?について書いてみます。

目次

タンニンって知っていますか?

ヘナの成分に含まれている【タンニン酸】

『タンニン』って皆さん聞いたことありませんか?

赤ワインや渋柿に多く含まれている成分です。

【タンニン】は元々植物の葉などに含まれているポリフェノールの総称です。

【タンニン】の渋味は口に含むと苦味を感じます。

多くの植物の葉にはタンニンが含まれていて、その渋味で葉っぱが動物に食べられるのを防いでいるんです。

ポリフェノールの抗酸化作用って聞いたことあるでしょ?

ポリフェノールのもつ抗酸化作用はヒトにも有用で、人間の体内で生成される「活性酸素」を取り除いてくれます。

まぁヘナは飲めないので抗酸化作用についてはあまり関係ないかもしれませんが

抗菌作用もポリフェノールにはあります。
(あと殺菌作用もね)

このポリフェノールの抗菌作用が頭皮の荒れの原因になる菌を防いでくれたりもするんです。

抗菌作用、殺菌作用のおかげで菌の繁殖を防いで、結果的に頭皮環境がよくなるんです。

タンニンによるタンパク質の収れん作用

タンニンによるポリフェノールの作用に【収れん作用】があります。

この収れん作用によって髪の毛が引き締まるんです。

濡れたタオルを絞っている状態を想像してください。

ギュっと絞ったタオルは水分が抜けて硬いですよね?

それと同じで健康な状態の髪は余分な水分はなく、引き締まっていて、キューティクルもしっかりと閉じた状態です。

絞り方が緩いタオルだと、水分を含んで柔らかいですよね。

この状態が髪が傷んでいる状態です。

髪がダメージしてくると余分な水分を多く含んだ状態になり、キューティクルも開いてきます。

ゆるんだ髪は引っ張ると伸びやすかったりしてそれが切れ毛、枝毛の原因にもなります。

また余分な水分を多く含むことで髪が乾きにくくなってしまいます。

こんなダメージした状態を「親水性」って言います。

逆にギュっと絞って硬くなっている状態の髪を「疎水性」って言うんです。

本来、健康な髪は疎水性で(子供の髪がまさにそれ!)水に馴染まず、水を弾きます。

ダメージしてゆるんでしまった髪に【タンニン】がつくことで

タンパク質の収れん効果が起こり

「ぎゅっ」と引き締まるんです。

これがヘナによる「疎水トリートメント効果」ってわけなんです。

天然ヘナ100%のハナヘナはタンニンが含まれているので

ヘナを繰り返すことで

髪がしっかりと引き締まり

髪のダメージが軽減され

髪にハリコシが出て

キューティクルが引き締まり髪に艶が戻る

ってなるんですよ。

最後に

植物だからこそ含まれている「タンニン」

この【タンニン】の働きのおかげで、ヘナ特有のトリートメント効果があるんです。

システムトリートメントにはないタンニンの効果でダメージした髪を美髪に導きます。

そんなトリートメントがハナヘナトリートメントなんです。




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