ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナで髪を染めた時に、「なんか染まりが薄いな〜」と思ったことありませんか?【染め方】や【塗布量】、【放置時間】も大事なんですけれど、今回は【髪の太さ】について書いてみます。
日本人女性の髪の太さ
天然100%ヘナで髪を染める時に大事なポイントは
- 染め方(塗り方)
- ヘナの塗布量
- 塗ってからの放置時間
- あとは、染まる髪の状態
などなど
色々と大事なポイントがあるんですけど
今回は、染まる側。
つまり、「髪の太さ」について書いてみます。
髪の太さって個人差がとてもあります。
髪が細い人から太い人、みんなそれぞれですよね。
日本人女性の髪の太さは、平均約0.08ミリくらい。
欧米人の平均は約0.05ミリで、日本人の髪は平均して欧米人の1.5倍の太さなんです。
髪のコルテックスについて
髪の太さにはコルテックスの量が関係していて
コルテックスとは、髪内部にある毛皮質のこと。
髪の毛は3層構造になっています。
- メデュラ
- コルテックス
- キューティクル
この3つね。
そのうち85〜90%を占めるのがコルテックスだと言われています。
コルテックスの主な成分はタンパク質で、パーマ・カラー・紫外線などによりキューティクルが破損すると、コルテックスの水分やタンパク質が流出してしまい、内部がスカスカになるとされています。
このコルテックスの量が多ければ髪が太くなり、少なければ髪が細くなるのだそうです。
天然100%ヘナの染まりと髪の太さの関係
天然100%ヘナで髪を染める時に、この髪の太さが関係しています。
髪の太さは0.08ミリです。
1ミリにも満たない髪の中にヘナが浸透して染まるわけです。
つまり、染まる側(髪の太さ)によってヘナの浸透する量が変わり、染まり(濃さ)が変わるんです。
当然、太い髪ほどたくさんのヘナが浸透しますから濃く染まります。
逆に細い髪はヘナがそれほど浸透できませんから、染まりは薄くなります。
ヘナの染まりを濃く(しっかり)させるには放置時間を長くする方法もありますが
元々の髪の太さによってヘナが入れる量は決まっていると思ってください。
例えば、肌などは厚みがありますよね。
厚みにある肌にはヘナがしっかりと入れるので濃く染まるんです。
指にヘナをつけて1時間も置いたら、すっごいオレンジに染まりますよ。
まとめると
日本人女性の髪は平均0.08ミリ。
髪の太さは、コルテックスの量で変わります。
ヘナは太い髪ほど濃く染まり、細い髪ほど薄く染まります。
これは髪の太さで浸透できるヘナの量が決まっているからです。
容量が決まっているところには容量以上にモノは入らないってことです。
3段ボックスにはたくさん洋服が入りますが、1段ボックスにはそれほど洋服は入りませんよね。
それと同じです。
それでもより濃くヘナで染めたいなら、染める回数を増やす事です。
何度も重ねて色を塗ったら濃くなりますよね。
それと同じで、何度も繰り返しヘナ染めをしてみる事です。
ヘナで髪を染めてみたけど
「なんか染まりが薄いな〜」って思ったら、あなたの髪が細いからかもしれません。
(それか染め方が間違っている)
どちらにしてもヘナの事を知りたかったら一度ちゃんとヘナに詳しい美容師に聞くことをおすすめします。
ち・な・み・に
カンザキはハナヘナ認定インストラクターですw
じゃあまた。