ヘアカラーで染めた後の匂いの原因とその対策 残臭は実は怖いんですよ

ヘアカラーで染めた後の匂いの原因とその対策
神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

アカラーで髪を染めた後の頭皮の匂いが気になるってことありませんか?特に白髪染めをした後の頭皮の匂いがいつまで経っても取れないな〜って感じているかもしれませんね。なぜ染めた後のなのに匂いがするのか?を書いてみます。

目次

ヘアカラーの匂いの正体は?

ヘアカラーの臭いの正体はアンモニアです。

ヘアカラーの1剤に含まれている「アンモニア」

アルカリ剤の代表的なものは「アンモニア」、「モノエタノールアミン」、「トリエタノールアミン」、「アルギニン」などがあります。

アンモニア系のアルカリ剤は、髪の毛に残ることもありますが、揮発性が高くアルカリ剤自体が髪の毛に残りにくいという性質があり、揮発することで髪の毛のダメージが少なくなるとも言われています。

アルカリ成分が残留すると「枝毛」、「切れ毛」、「髪の内タンパク質の流出」や「色素の流出(退色)」につながります。

市販のホームカラーなどで【匂わない】もしくは「匂いの少ない】と言ったものがあります。

あれらのホームカラー剤にはエタノールアミン類が使われおり、エタノールアミン系はマスキング力が強いため髪の内部に残留アルカリを抱え込みダメージがさらに増していきます

なので、臭いがしないことがデメリットにもなります。

ヘアカラーの匂いはするけど、髪へのダメージが少ないヘアカラー剤を選ぶのか?

匂いはしないけど、髪へのダメージが大きいヘアカラー剤を選ぶのか?

どっちがいいのかは個人の判断ですね。

でも、美容師的には髪のダメージが一番困りますから、匂いが残ってもダメージが少ない方を使うんです。

ヘアカラー後の残留アルカリのが起こす髪のダメージ

ヘアカラーの臭いの正体は「アンモニア」だと先ほど書きました。

アンモニアはアルカリ剤です。

つまり

ヘアカラーを染めた後の匂いの正体はズバリ

「残留アルカリ」なんです。

ヘアカラーは1剤と2剤を混ぜることで化学反応を起こして髪(白髪)を染めます。

*1剤には「アルカリ剤」た酸化染料」、2剤には「過酸化水素」が使われています。

この2つの化学反応で髪を染めた後の匂いなので「反応臭」とも言うんです。

この化学反応が起こった後に髪の中に残ってしまうのが「残留アルカリ」

「残留アルカリ」はヘアカラーで髪を傷める原因の1つです。

残留アルカリが原因で「枝毛」、「切れ毛」、「髪の内タンパク質の流出」や「色素の流出(退色)」などが起こり、髪が傷んでいくんです。

『残留アルカリ』は、アルカリカラーをすると必ず髪の中に残ってしまいます。

毎日のシャンプーで髪の中から抜けるというものではなく、何もケアしなければ長期間の渡って髪の中に残留し続けてダメージし続けます。

*匂いがなくなっても完全には抜け落ちないんです。

残留アルカリが起こす髪のダメージは

シャンプー後のにおい残り

髪が濡れたり、ドライヤーをする時に熱が加わることで嫌な匂いが戻ってくると感じる方も多いですよね。

熱によるダメージ増加

ドライヤーで髪を乾かすとに熱が加わります。

アルカリは熱で反応しますから、ドライヤーで髪を乾かすとドライヤー熱で髪が傷むだけでなく残留アルカリによって髪へのダメージが増加してしまうんです。

髪がアルカリ性に傾くことがダメージの原因に

髪は本来、肌と同じ【酸性】なんですが、残留アルカリによって髪のphがアルカリ性に傾いてしまいます。

アルカリ性に傾いた髪のキューティクルは開いて(膨潤)立ち上がり、面が整わずに光の反射がキレイにできなくなり髪のツヤがなくなってしまいます。

髪のタンパク質も流れ出てしまい水分量の低下でパサついたり、ヘアカラーの色素が定着できずに退色が早くなったりします。

ヘアカラー後の匂いの対策は?

乳化が大事

ヘアカラーの匂い対策には、【乳化】が大事です。

【乳化】とは、シャンプーする前にシャンプーボウルにお湯をためて、カラー剤とお湯を混ぜ合わせながら、

モミモミと頭皮や髪をマッサージみたいな事をすること。

ヘアカラーされた方なら一度は経験ありますよね。

乳化の時間は3〜5分くらい。

この【乳化】がとても大事なんです。

乳化をすることで頭皮についたヘアカラーが取れるんですよ。

乳化をしないでヘアカラーをシャンプーすると頭皮にヘアカラーが残ってしまい後で頭皮からヘアカラーの匂いの原因になるんです。

炭酸泉で流す

アルシュでは全てのシャンプー台に炭酸泉がついています。

この炭酸泉がなぜつけているのか?と言うと、お客さまの髪と頭皮をキレイに保つため。

炭酸が溶けた水は普通の水よりも【比重が重い】です。

そして、浸透する力が強い。

この【比重の重さ】と【浸透力】によって、普通にシャンプーしただけでは取り除けない髪に残った残留アルカリを取り除いてくれるんです。

そして、炭酸泉のphは弱酸性。

水のphは中性(ph 7くらい)ですから、ヘアカラーでアルカリに傾いた髪を酸性に戻してくれるんです。

普通にシャンプーした場合に比べて炭酸泉を使うと50%ほどアルカリが除去できるといわれています。

シャンプーで洗う

家でシャンプーを続けることでヘアカラーの匂いはなくなっていきますよね。これはパーマも同じです。

シャンプーをすることで髪の中に残っている残留アルカリが抜けていくから匂いも減るんですけど・・・

最近のシャンプーは香が強いモノでマスキングして残臭を誤魔化したり

余分な髪への補修成分で洗浄力が弱くなっています。

【シャンプーは髪の汚れを取るもの】

この大前提を忘れて、シャンプーしながら髪を補修するなど汚れを取りきれないモノが多いんです。

しっかりと髪の汚れを取るのにオススメはやっぱり【DO-Sシャンプー】

【素髪】にするためのシャンプーで、髪や頭皮の汚れを取り除き、残留アルカリを早く除去できます。

*残留アルカリの残る日数が長いほど、髪の中はダメージしていくんです。

アルカリ除去を使う

美容室ではヘアカラーやパーマ後のアフターケアとして【アルカリ除去剤】を用意しています。

アルカリ除去をすることで残留アルカリの量を限りなく”0”にして、髪へのダメージ+匂いを軽減することができるんです。

少しでも早くヘアカラー後の残留アルカリを取り除くことが、匂いだけでなくダメージケアにもなるんです。

最後に

ヘアカラー後に残る匂いは【残留アルカリ】が原因なんです。

残留アルカリは匂いだけでなく、髪のダメージにも繋がっています。

匂いがあまりにも長く残るのなら、それは同時に髪もダメージしているということ。

適切なケアをして少しでも早く匂いを取り除きましょう。

やっぱり「匂い」って気になりますからね〜




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