ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
成人した日本人のほとんどの人が経験したことあるだろうヘアカラー。一度は髪を染めたことある人って多いと思います。けどヘアカラーで髪が染まる仕組みって意外に知らないですよね。
ヘアカラーが染まる仕組み
おそらく多くの人がしているヘアカラー。
これは髪を明るくする場合も
白髪染めをする場合でも
基本同じ染まり方をしているんです。
よく髪を明るくするヘアカラー(ファッションカラーやトーンアップなど)と
白髪染め(グレイカラー)は全く違うと思っている人もいますが
それは間違いです!
どちらも
染まり方は同じですよ!
ファッションカラーとグレイカラーの違いは
中に入っている染料(色素)の違いくらいなんです。
そんなヘアカラーの染まる仕組みを
わかりやすく説明しますね。
白髪染めでもファッションカラーでも染まり方は同じで
髪の中にあるメラニン色素をブリーチ剤で脱色し
同時にヘアカラーの染料(色素)を入れて発色する
この2つが同時に髪の中で起こっているんです。
ヘアカラー剤と言うのは
ブリーチ(脱色剤)と染料(色素)でできているんです。
ヘアカラー剤の番号は(6とか7とか8とか)は
髪が染まる明るさの違いで
要は中身のブリーチ剤が
多いと明るく染まる
(例えば8とか)
少ないと暗く染まる
(例えば6とか)
こう言うことなんです。
ヘアカラーをする前の髪には
メラニン色素っていう色素があります。
日本人の多くの髪が暗いのはこの色素が多いからです。
そんな髪の中に
・ヘアカラー剤のブリーチ剤が浸透
・ブリーチ剤の攻撃でメラニン色素が破壊
・メラニン色素が破壊される事で髪色が明るくなる
・同時にヘアカラー剤の染料も浸透
・破壊されたメラニン色素の代わりにヘアカラー剤の染料が発色
・髪色が明るくなり色が変わる
こういうことがヘアカラーを塗って
待っている放置時間の間に
髪の中で起こっているんです。
待っている20〜30分の間に
こんな化学反応が起きているって
すごいですよね!
図で見るとこんな感じ
酸化剤っていうのがブリーチのこと
ヘアカラー剤の成分は
大きく言って
ブリーチ剤 と 染料
この2つで出来ています。
髪の染まり方をわかりやすく例えよう
ここまでの説明でわかった人はいいんですけど
もう少し
わかりやすく例えて見ましょう。
教室に帽子をかぶっていない(黒髪)1年生がいます。
そこに白帽子をかぶった他の1年生がいっぱい入ってきます。
白帽子をかぶった子達に何もかぶっていない子達は
教室から追い出されます。
そこにさらに赤帽子をかぶった1年生が入ってきます。
教室の中は
白帽子の子達と赤帽子の子達になります。
その様子を真上から見ると
それまで黒い髪がいっぱいだったのが
白と赤に代わり見た目が変わったんです。
もうわかりますよね?
暗かった教室が
白い帽子で明るくなり
さらに赤い帽子の子たちで
赤が目立つようになるんです。
これがヘアカラーをした時の
見た目の変化です。
白髪染めもブリーチしている
髪を染めるのにヘアカラー剤で使われているのは
ブリーチと染料だと書きました。
ブリーチって
よく若い子が金髪にしたりするあのブリーチです。
ブリーチしている髪って
本当にボロボロで傷んでいますよね?
「10代 20代までならブリーチもするかもしれないけれど
白髪染めするようになったらブリーチはしないわ
髪を傷めたくないし」
と
関係ないと思っているあなた!
勘違いしていますよ!
白髪染めに使われるヘアカラー剤は
アルカリ酸化染料剤です。
つまり
中身にはブリーチ成分が使われているんですよ!
次回は
このあたりを詳しく説明します。