ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
縮毛矯正で失敗されて、毛先が10時になってる人が頭にいますよね。あの毛先のジリジリを「ビビリ毛」て呼んでいます。どうして「ビビリ毛」になってしまうのか?そこを書いてみますね。
そもそもビビリ毛って何?
毛先の方が傷みすぎて
チリチリ
ジリジリ
とろとろ
ふにゃふにゃ
の状態になってしまった髪の毛のことを【ビビリ毛】いいます。
髪にダメージにがありすぎて、髪の状態を維持できなくなってしまったそんなハイダメージ毛のことです。
ビビリ毛になると、水に濡れたときに髪がビヨーンて伸びたりします。
濡れている時にぐしゃぐしゃに絡まったり、髪が渇くと毛先にジリジリが出てくるのが特徴です。
ビビリ毛になると、キューティクルは溶けてなくなり
髪の中身のタンパク質はぐちゃぐちゃになって流出してしまい
水分や油分を保持できない状態になっています。
言っておきますが、
ビビリ毛になってしまうと、もう二度と元には戻りません!!
たまに縮毛矯正でビビリ毛の修正矯正などすることもありますが
修正できたとして、見た目はマシになっていますが髪は元には戻っていないんです。
ビビリ毛になってしまう原因は?
1番ビビリ毛になってしまう原因は
縮毛矯正やデジタルパーマの
薬剤と熱を使った施術で起こりやすいです。
ダメージした髪の毛が薬剤の強さや、熱に耐えきれず一気に壊れてしまう。
そういう時にビビリ毛になります。
縮毛矯正やデジタルパーマでビビリ計算になってしまうのは、美容師の責任が大きいです。
- 髪の状態の把握ができていない
- 薬剤の選定ミス
- 放置時間の判断ミス
- 熱処理の判断ミス
こういった諸々のことが重なって、ビビリ毛になってしまうことがあります。
お客様にもできるビビリ毛にならない方法
ビビリ毛なるのは、美容師の判断、ミスと書きましたが、お客様の普段されている事でもビビリ毛になる可能性があります。
それは毎日している毛先までのアイロン。
ホームカラーで全体を染めている。
などです。
普段からお風呂場でのトリートメントや流さないトリートメントで髪の毛をしっかりコーティングしていたりする場合は
見た目ではダメージしているように見えなくても、実は髪の中はダメージしていることがあるんです。
今のトリートメントはとても優秀なので、見た目では判断ができず
縮毛矯正やデジタルパーマなどを施術したときに髪の中のダメージが一気に爆発して
ビビリ毛になってしまうんです。
僕が思うのは、ホームカラーは1番最悪。
次に高温でのアイロンを毎日に毛先までしている。
この2つがダメかなと思いますね。
後はメニューをコロコロ変える人。
先月はハイトーンのカラー
今月はパーマ
来月はパーマに飽きたからストレート
などと頻繁に施術を行い、髪型を変える人は要注意です。
髪の中身は減点法でなくなっていくので、施術を重ねれば重ねるほど髪はダメージしていきます。
いつかそのダメージで無理がたたって爆発したときに、毛先がチリチリになってしまうんです。
最後に
あとこれも大事なんですが、
「美容室ジプシー」と呼ばれるクーポンサイトを見て美容室を毎回変える人。
これも要注意です。
美容室を毎回変える人は、
担当者も毎回違います。
当然ですが、毎回担当が変わるので、髪の履歴が全くわからないです。
する人が変われば、同じメニューでも
- 選ぶ薬剤
- 工程
- 施術に対する考え
が違うので、髪は普通にダメージしていきます。
髪の履歴がわからない中で手探りで施術を繰り返すので、これが怖いんです。
一度ビビリ毛になった髪はもう二度と元には戻らないので切るしかありません。
チリチリになりたくなかったら普段から気をつけないといけないんです。
まずは髪を傷めずに美髪をどうやったら保てるかを考えるのが大事ですよ。