ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナで髪を染める【ヘナ染め】 ヘナ染めで髪を染めても髪はブラウンには染まりませんよ。そのことを説明します。
ヘナ染めは植物です
ヘナはインド地方で収穫されるミソハギ科の【ヘンナ】という植物です。
植物で髪を染めることで、髪と頭皮に優しく染めることができます。
植物ですから、ヘアカラーみたいな化学染料は一切入っていません。
もちろん、ジアミン(酸化染料)も入っていませんよ。
そんなヘナですから、髪は明るくなりません。
ヘアカラーと違って脱色剤(ブローチ)が入っていませんから、髪が明るくなる訳がないんです。
ヘナ染めしたら髪は明るく染まる?って思っている人は、勘違いですよ〜
ヘナ染めで髪はブラウンには染まりませんよ
これも勘違いされている方がたまにいます。
ヘナ染めをしたことがない人ほど、ここを間違っています。
それは
ヘナ染めしても髪はブラウンには染まりません。
ブラウンに髪が染まるには、黒髪が脱色(ブリーチ)されなければブラウンにはなりません。
でも、さっき書きましたよね。
ヘナには「脱色剤(ブリーチ)が入っていない」って。
脱色(ブリーチ)がされないので、髪のメラニン色素は破壊されずにそのままです。
メラニン色素がそのままってことは、ヘナで染めても黒髪は黒髪のままです。
黒髪がブラウンになるはずないですよね。
わかっていただけましたか?
ヘナ染めしたら髪がブラウンになるという勘違い
「ヘナ染めしたら髪がブラウンになる」って勘違いをされるのは
おそらくですが、商品名のせいだと思います。
「◯◯ブラウン」ってヘナを見たことありませんか?
あれですよ。
あの製品名がややこしいんです。
ハナヘナだったら「ハーバルブラウン」って商品があります。
このヘナのブラウンが、髪が「ブラウンに染める」と勘違いされているんだと思います。
確かに、このブラウンで染めたら髪はブラウンに染まるんです。
ややこしいですね・・・
「ブラウンに染まらないけど、ブラウンに染まる」と言っているこの矛盾・・・
簡単に書くとヘナでブラウンに染まるとは
ヘナって持っている色素が「オレンジ」なんですよ。
白髪はヘナで染めるとオレンジに染まります。
このオレンジがイヤな人がいる。
そんな人には、この【ハーバルブラウン】をお勧めするんです。
こちらの商品には、ヘナ(ヘンナ)以外にナンバンアイ葉(インディゴ)が混ざっています。
このインディゴが、ヘナのオレンジを打ち消してくれてブラウンっぽく染まってくれるんです。
つまり・・・
「ブラウンに染まらないけど、ブラウンに染まる」
とは
「黒髪はブラウンに染まらないけど、白髪はブラウンに染まる」
ってことなんです!
わかっていただけましたか?
「◯◯ブラウン」という名前のヘナ染めをしたら
黒髪は黒髪のまま
ですが
白髪はブラウンに染めることができる
ってことです。
ですから
白髪が少ししかない人や
黒髪の人が
「◯◯ブラウン」ってヘナを使って染めても、明るいブラウンの髪色にはならないんですよ〜
そんなヘナで染めたらかえって、黒髪はより黒くなってしまいますよ〜
まとめると
よく聞かれる「ヘナ染めで髪色がブラウンに染まる問題」
わかっていただけましたか?
- ヘナ染めは、髪(白髪も含めて)がオレンジに染まる
- オレンジに白髪が染まるのがイヤな人のために「◯◯ブラウン」ってヘナがある
- 「◯◯ブラウン」っていうヘナにはインディゴが混ざっている
- インディゴがオレンジに染まった髪をブラウンっぽく染めてくれる
- 白髪はブラウンになりますが、黒髪は黒髪のままでさらに暗くなる
髪がブラウンに染まるヘナなんてないんです。
もしあるならそれは
【ケミカルヘナ(天然100%ヘナもどき)】です。
ケミカルヘナには、化学染料(ジアミン)もきっちりと入っています。
そんなヘナは、ヘアカラーと変わらないです。
「ヘナ染めしたいけど、髪はブラウンに染めたい」
そう思っている人で、白髪が少なく人は無理なんですよ。
逆に白髪が多い人はできたりします。
詳しくはカンザキまで。