ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ハナヘナにインディゴで白髪をしっかりと染める。これって簡単そうですが、実は色々と難しいんです。なんせインディゴとヘナと違いますから。そんなインディゴの染め方を書いてみます。
インディゴをしっかりと染める方法を教えてください
ハナヘナの『インディゴ』は
ヘナでオレンジに染まった白髪をブラウンに色味を変えるために使われいます。
そんなインディゴって
染まりにくい~って人もいるんです。
基本
インディゴは、美容師が染めるべきヘナだと思っています。
インターネットでも手軽に買えますけど
ちゃんとインディゴのことを知ってから使ってほしいな~と思います。
そんなインディゴを使ってしっかりと白髪を染める方法
いってみます!
インディゴをしっかりと染める方法
・髪に余分なモノを付けない
これは本当に基本です。
植物100%のハナヘナの染まりでもっとも気を付けないといけないことは
『髪を素髪にする』こと
髪に余分なモノ(シリコーンなどの被膜)が何も付いていないことが
ハナヘナ染めで一番大事で重要なことなんです。
インディゴをお湯で溶かない
インディゴはヘナよりもデリケートで、繊細な扱いをしないといけません。
インディゴを混ぜるお湯の温度もとくに気を付けないといけません。
間違っても熱湯で溶かない。
たまにポットから直接お湯を入れて溶くみたいなことを目にしますが
そんなことをしては絶対にダメです。
インディゴだけではなくヘナ(ナチュラル)もですが、
熱湯で溶くと染まりが悪くなります。
特にインディゴはダメです。
インディゴを溶くのなら水または40度以下のぬるま湯で溶きましょう。
インディゴにヘナを1割ほど混ぜる
インディゴには食物繊維がありません。
ヘナの粘りをご存じの方はわかると思いますが
ヘナを水で溶いたときのあのネバネバとした粘り。
あれが食物繊維です。
インディゴを水で溶いても粘りがありませんから
ゆる過ぎてうまく白髪に塗れません。
ヘナ染めは髪を覆うくらいヘナをのせることが、白髪をキレイに染めるために大事なこと。
インディゴに1割ほどヘナを混ぜると粘りがでますから
白髪にうまくのせて塗ることができ、キレイに白髪が染まるんです。
インディゴはお湯だけで流す
インディゴで染めたあと
シャンプーをすぐにしたいかもしれませんが
しっかりと白髪を染めるのなら
あえてシャンプーはしないでください。
お湯でしっかりと流すだけでもインディゴは取れますから十分です。
毛先が絡まったり、キシムのが気になるのなら毛先だけシャンプーをしましょう。
もしインディゴが流しきれていなくて髪や頭皮に残ったら・・・
別にそれほど気にしなくてもいいかと思います。
流しきれずに髪に残ったインディゴは、乾くと塊になってポロポロと落ちますよ。
インディゴを染めた後はすぐに乾かさない
これが2番目にとても大事なこと。
インディゴで染めたあとはすぐには乾かさないでください。
インディゴの染まりは水分と空気に触れること(酸化)が大事です。
髪の芯まで濡れた状態で空気に触れる時間を長くする。
これが一番インディゴの染まりをよくするために必要なこと。
染めた直後すぐにドライヤーで髪を乾かしてしまうと
インディゴの発色が止まったままになります。
そんな乾いたままの状態でいると発色がうまくできずに、キレイに染まりません。
ですから染めたあとは、しばらく髪は濡れたままの状態を保つんです。
できたら1~2時間、無理だったら30分でも構いませんから
その間は髪がずっと寝れたままの状態を保ってください。
ヘナ(ナチュラル)をしっかりと染める
これは2回染めという方法の場合です。
ハナヘナのナチュラル(ヘナ)で染めたあと
インディゴで染めるのが【2回染め】
インディゴはヘナの上にのって染まりますから
ベースであるヘナの染まりがとても需要になります。
しっかりとヘナでオレンジに染めることで
後から染めるインディゴがしっかりと染まるんです。
2回染めの場合は、まずヘナをしっかりと染めましょう。
まとめ
インディゴをしっかりと染める方法
わかりました?
インディゴをしっかりと染めたいなら
・髪に何もついていない状態にする=素髪にする
・インディゴで染めたあとはすぐに乾かさずに濡れた状態を保つ=さらし
この2つが特に重要です。
あとはハナヘナをよく知っている美容師さんに聞いて
失敗のないハナヘナ染めを楽しんでください。
インディゴって知ると面白いんですよ~