ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
お客さまのお母様がヘアカラーをやめたいと言っている。その理由は「ヘアカラーで染めると頭皮がしみて痛いから」そこで、天然100%ヘナで染めたいのですが、どうしたらいいですか?と言うご質問をいただきました。
ヘアカラーが頭皮にしみるので天然100%ヘナで染めたい
今ままでは大丈夫だったけど、突然ヘアカラーがしみて痛いようになった。
これはたまにお客さまから言われる言葉。
年齢と共に体質も変わっていきますから、「今まで大丈夫なモノがこの先もずっと大丈夫」とは限らないのでしょう。
そんな理由でヘアカラーから天然100%ヘナに変えたいと言われているお客さまのお母さま。
今回はいつもヘナ染めをされているお嬢様からのご質問でした。
母がヘアカラーでいつも染めているのですが
最近、ヘアカラーで染めると頭皮が痛いと言い出して白髪染めをやめると言っています。
そこで私と同じ天然100%ヘナをすすめたのですが
白髪が多いので髪色が「オレンジ」になり過ぎるのが抵抗があるようです。
私はオレンジでもいいと思うのですが、母の髪を染める時に天然100%ヘナを使って白髪がオレンジにならずに染めるにはどうしたらいいですか?
このような質問をいただきました。
「ヘナの色問題」です。
これはどうしても起こる問題ですよね。
白髪がまだまだ少ない人でしたらヘナだけで染めてのそれほど髪色は「オレンジ」の割合は多くないのですが
白髪が多くなればなるほど髪色は「オレンジ」になっていきます。
ヘナで染めたい
でも
髪がオレンジはイヤだ
この悩みを解消するには、やはり「インディゴ」の出番になります。
ヘアカラーが頭皮にしみるので天然100%ヘナで染めたいのですがオレンジは苦手なんです
ヘナで白髪は染めたい
でも
オレンジになり過ぎるのはイヤだ
そんな時には「インディゴ」の出番になるのですが
「インディゴ」の使い方には2種類あります。
ヘナの2回染め
まずはしっかりと白髪を染めつつオレンジを消してブラウンにしたい場合。
この場合には【2回染め】と言う方法をします。
こちらの画像が【2回染め】です。
2回染めは1回目はヘナで染めて髪色をオレンジに染めて
そのまま2回目をインディゴで染める方法。
1日に2回髪を染めますから、それなりに時間がかかりますが、しっかりと白髪は染まり
気になる髪色のオレンジも消えます。
ヘナとインディゴを最初から混ぜて染める
そしてもう1つの方法
これは最初からヘナとインディゴを混ぜて染める方法。
「ヘナとインディゴを2回染めるなら最初から混ぜちゃえば良くない?」って考えかもしれませんが、そんなに都合よくはいきません。
ヘナとインディゴを混ぜて1回で染めると時間短縮にもなり、手間が省けますが
残念なことに【2回染め】に比べて明らかに白髪への染まりが薄くなります。
明らかにです。
例えるなら、「白髪は染まっているけれど浮いて染まっている」みたいな。
「白髪に色味は入っているけど明らかに白髪だとわかる」みたいな。
ヘナの染まり方には個人差がありますから、必ずしもこう染まるわけではないのですが
カンザキの経験上、ヘナとインディゴを混ぜて1回で染めてもしっかりと染まる人は少ないです。
ですから、ヘナとインディゴを混ぜて染める場合は、割とひんぱんに染めることをオススメしています。
分かりやすく言うと、顔まわりや頭頂部の分け目など白髪が目立ちやすい部分を根元だけリタッチで染めることを2〜3週間くらいの間隔で染めるのです。
「根元だけ染める」と「短期間に染める」がポイントになります。
ヘナとインディゴを混ぜたモノは染まりは薄くなりますが、重なって染まるところはよりしっかりと染まるようになります。
ですから、短期間に染めるんです。
そして、そんな短期間に染めるのですから毛先まで染めてしまうと毛先が暗くなり過ぎて困る場合があります。
それを避けるためにも、生えてきて目立つ根元の白髪だけを染めるんです。
根元だけを染めることはもう1つメリットがあって
「染めやすい」ってことです。
根元だけ、しかも鏡で見える範囲の顔まわりや頭頂部だけならヘナを塗るもの短時間でパッパと塗れちゃいます。
最後に
今回のお客さまのお母さまの場合には家で自分で染めることも考えると
【2回染め】よりも【ヘナとインディゴを混ぜて1回で染める方法】が良いとオススメしました。
初めてのヘナ染めは大変かもしれませんし
お母さまがご高齢なこともありますから
できるだけ簡単に
できるだけ手間を減らして
ヘナを楽しみながら塗ってもらって
その結果、白髪が目立ちにくくなればいいかな
と思いました。
ヘナ染めで白髪がオレンジになり過ぎるのが苦手って方は
この2つの方法を試して
自分にはどちらが合うのか?
それを知ってほしいですね。
ヘナ染めは、自分にやりやすい方法で無理なく続けることが一番大事です。
まずはやってみて
わからないことが出てきたらまた質問してください。
ではでは。