ハナヘナのかゆみの原因と解消法について

神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

ナヘナをしているとお客さまによっては頭皮が【かゆい】と感じる方がいます。その原因について考えてみます。

目次

【ヘナ】と言っても色々です

僕が使っているヘナは
本物の天然ヘナである【ハナヘナ】だけですが

このハナヘナにも種類があります。

そもそも【ヘナ】と大きく1つ括りにしていますが

植物の種類も全く違います。

*他メーカーではケミカルヘナやHC染料ヘナなど
色んなモノが混ざっているモノまで【ヘナ】と呼んでいます。

ハナヘナで白髪染めに使われるヘナは2つ。

1つは【ナチュラル】と呼ばれているヘナ。

ハナヘナではヘナのことを
【ナチュラル】と製品名で呼んでいます。

日本名は『ヘナ』

正式名称は『ヘンナ』

ナチュラルに使われているのは
【ヘンナ葉】でミソハギ科の植物です。

ヘナのナフトキノンはオレンジの色素で
髪がオレンジに染まったり

髪の内側に残ることで
ヘアケアに絶大な効果があります。

もう1つは【インディゴ】と呼ばれているヘナ。

インディゴに使われているのは

【インド藍】でマメ科コマツナギ属の植物です。

インディゴの葉の中には水溶性の無色の物質のインジカンがあり

インジカンはインドキシルになりインディゴへと生成されます。

インディゴはトリプトファンを含んでいるため

痒みやかぶれの原因にもなることがあります。

ですからナチュラル(ヘナ)では大丈夫でも

インディゴではかゆみが出た
ということもあるんです。

インディゴの染まりが詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

あわせて読みたい
インディゴの染まりの仕組みを簡単に説明します! 天然ヘナのインディゴの染まりの仕組みについて。これって説明するの難しんです。

このように2つのヘナは全く違うモノですから
ごちゃ混ぜに考えてしまうと
症状がわかりにくくなるんです。

ヘナでかぶれたり かゆみがでる

ハナヘナは天然ヘナで
植物100%だから100%安全なモノ!

と思いがちですが

100%安全なモノではありません!

ナチュラルで
かゆみやかぶれは中々聞きませんが

人によっては植物アレルギーを持っている場合があります。

いわゆる『草まけ=植物かぶれ』です。

こういう場合は
天然100%ヘナでもかゆみが出たります。

ヘナでかゆみがでる原因について

これにはいくつかあると思います。

1つ1つ書いて行きますね。

無理なヘナの塗布

ヘナをペースト状にして塗って行く際に

生え方と逆(毛穴の方向と逆)に塗ることがあります。

こうして塗った後に時間を置きますが

この状態で時間を置くと
毛穴にはストレスがかかります。

女性ならわかると思いますが

ポニーテールや1つ括りにしている状態です。

長い時間このままの状態でいると

あとで痒くなったり

頭が痛くなったりすることがあります。

ヘナの塗布でも同じことが言えます。

ヘナを頭皮に擦り込む

これは自分でヘナ染めをしている方から聞いたのですが

ヘナをしっかりと染めるために
頭皮に擦りこむのが良いと聞いたらしいのですが

全くの嘘です。

先ほどと理由は同じで

ヘナを頭皮に擦りこむことで
毛穴まで入り

その刺激が
かゆみの原因になることもあります。

擦りこむことで頭皮への刺激になりますから
決してしないでください。

ヘナのかゆみを抑える改善策は?

この2つの改善策は

ヘナを塗る時は

【置く】です。

ヘナは塗るのではなく置くんです。

ヘナはある程度の厚みを持たせることで
染まりが良くなります。

そしてハケや手で擦りつけても頭皮への刺激になります。

ですから優しく頭皮に置いていく感んじで
塗布してください。

そして毛穴から髪を引っ張らない。

なるべく毛穴の向きに沿って塗ることが大事です。

間違ってもヘナを塗布したあとで
コームでといたりしないでください。

ヘナはペースト状になっていますし
乾くと硬くなっていきます。

そのような状態のヘナをコームでといたりすると
髪が引っ張られ毛穴に負担がかかり

かゆみの原因になります。

ヘナの後のシャンプーをやめる

これもかゆみの原因の1つになるかもしれませんが

ヘナをした後のシャンプーについてです。

ヘナをする前は軽く髪を洗ったりします。

これはヘナの染まりをより良くするために
余分なモノを取るからです。

天然ヘナは植物ですから
髪に余分なモノがついていると染まりが悪くなるからです。

そしてヘナをして流すと
頭皮の汚れや余分な皮脂を取ってくれるので

シャンプーを2〜3回したくらいになります。

これだけで最初のシャンプーを合わせると

3〜4回はシャンプーをしたことになります。

もう想像できますよね?

この状態だと

頭皮の油分はなくなり乾燥してしまいます。

しっかりと白髪を染める2回染めなら
なおさら油分はなくなります。

ヘナで染めた後
最後にシャンプーをするのは

髪の質感を良くするためだけです。

ヘアカラーと違い
頭皮についたヘナをシャンプーで取らなければいけないことは
ありませんから

しっかりと乳化して
しっかりと流す。

これだけでも大丈夫です。

ただし
ヘナが残らないように気をつけてください。

ヘナをして頭皮にかゆみがでる場合は

油分を取りすぎて乾燥しているからかもしれませんので

シャンプーを控えるのもいいでしょう。

まとめ

ヘナのかゆみの問題。

どうですか?

美容師側が気をつけないといけないこと。

また
ご自分で染めている場合でも気をつけてできること。

これらをちょっと考えながら施術してもらうだけで

改善できるかもしれません。

そして年齢と共に肌の油分も少なくなっていきます。

これはお顔だけでなく

頭皮も同じです。

油分が減りバリア機能が低下することで

今まで大丈夫だったことが

ダメになることもあります。

体調が悪い時は無理をしないでやめておくのも大事です。

ハナヘナは天然ヘナですが

植物でできているからといって
全く刺激がない訳ではありませんからね。




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