ハナヘナを知ろう

2019年6月10日2021年9月5日

神戸市垂水区にある美容室ARCHE（アルシュ）
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

白髪を染めながら髪を内側から強化してくれる天然１００％ヘナのハナヘナ。天然１００％ヘナでしかできないこと。これを知るともうやめられません。

天然１００％ヘナのハナヘナ

ここで１つお断りが

ここで書く
天然ヘナとは【ハナヘナ】の事です。

他メーカーの天然ヘナは
もしかしたら天然１００％ヘナかもしれない

し

そうではない
【なんちゃって天然１００％ヘナ】かもしれません。

正直
他メーカーでは

何が混ざっているのか知る方法もないので

ここでは

ハナヘナの場合だけを書いておきます。

ハナヘナのナチュラルは
１００％ヘンナ葉だけでできています。

ですから白髪を染めると
オレンジにしか染まりません。

これはヘナの成分である
【ナフトキノン】が持っている色素がオレンジだから。

他の色には染まりようがないんですけど

オレンジにしか染まらないっていうことも
天然１００％ヘナだからこそ！
なんですよね。

ハナヘナの成分を知ろう

そんなハナヘナのナチュラルの成分である

ヘナは

ミソハギ科の植物で

和名は指甲花（ツマクレナイノキ）

学名　Lawsonia inermis

ローソン（Lawsone）

またはへナノタンニン酸（hennotannic acid）
という色素を持っており

IUPAC名　２ヒドロキシ１.４ナフトキノン

IUPAC命名法（アイユーパックめいめいほう）は、国際純正・応用化学連合（IUPAC）が定める、化合物の体系名の命名法の全体を指す言葉。

IUPAC命名法より

分子式　C10H6O3

ヘナの色素の元であるローソニアは
ベンゼン環が２つくっついた構造です。

分子量　１７４.１５

ハナヘナは低分子

先ほどヘナの分子量は

１７４.１５と書きました。

ここが重要！

分子は原子からできており

数個の原子で構成されている分子もあれば

数万個の原子から構成されているモノもあります。

数個から数百個くらいの原子でできている分子を
【低分子】

１０００個以上の原子からできている分子を
【高分子】と言います。

巨大な分子からなる物質をいう。分子の大きさは分子量によって表されるが，分子量の大小を高分子量，低分子量のように表現することから，高分子という言葉が由来している。高分子に対する言葉は低分子であるが，分子量に関して高分子と低分子の間にはっきりした境界があるわけではない。しかし互いに類似の化学構造の分子からなる物質でも，分子量が1000程度のものと1万以上のものとではとくに物理的性質に大きな差異があり，一般には分子量が数千以上のものを高分子と呼ぶ。
https://kotobank.jp/word/%E9%AB%98%E5%88%86%E5%AD%90-497349

ハナヘナは１７４.１５と書きましたが
このことからも低分子だとわかると思います。

これが髪を内側からキレイにできる秘密の１つなんです。

植物だから♪

とか

オーガニックだから♪

なんて

天然のモノだからなんとなく
髪がキレイになる訳ではありません。

ハナヘナには髪をキレイにする
ちゃんとした科学的な根拠があるんです。