ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然ヘナのハナヘナを髪に塗るために溶く温度。様々な温度設定が言われていますが、水?お湯?どちらがいいんでしょうね〜。
ハナヘナを溶く水の温度は何度がいいの?
ハナヘナは天然100%ヘナです。
つまり【草】ってこと。
植物の力を借りて
髪を染めたり
トリートメントをしたり
しています。
そんな植物からできているハナヘナだからこそ
粉末から水で溶いて髪に塗りやすくするための
水の温度!
これが大事になるんです。
様々なところで
色々な人が色んな温度を言っております。
一部ネットやYouTubeでは
ヘナをポットのお湯で溶く!
なんて見ます。
ポットのお湯は高温で
おそらく80度近い温度でしょう。
確かに80度のお湯でしたら
短時間にヘナの色素が出て染まりも良くなるかもしれません・・・
でも・・・
ハナヘナインストラクターから
ハナヘナを溶く水の温度の推奨は
40度前後です。
ずいぶん低く感じるかもしれませんね。
でもこれには理由があるんです。
ハナヘナを低温のお湯で溶く理由
40度位は本当にぬるま湯程度ですから
間違っても火傷はしないでしょう。
これは僕の考えと
今までの経験から言わせてもらうことです。
①ハナヘナを溶くのに40度あれば溶けるから
ハナヘナを袋から取り出して水を混ぜると
確かに混ざりにくいです。
中々うまく混ざってくれずにダマダマになってしまいます。
でも40度くらいのお湯なら比較的簡単に混ざってくれます。
混ぜることがとっても楽です。
僕が考えるハナヘナを混ぜる水の温度は
この
【混ぜる】という行為のためだけに必要なこと
なんです。
確かに80度のお湯(ヘナを溶く温度は60〜80度くらいがいいと言われている場合もあります)でもいいでしょう。
しっかりとヘナの色素が出ることも事実です。
でもヘナの色素を出すのは
混ぜた後のこと。
まずはしっかりと水とハナヘナが混ざるために必要な水の温度は
何度がいいのか?
ここなんです。
②40度なら誰が混ぜても失敗しない
ハナヘナを混ぜて使うのに
美容師さんだけが使う訳ではありませんよね。
一般の人がハナヘナを買って使って髪を染めることも多いです。
その時に
誰が染めても
安心して
安全に
そしてキレイに染まること。
これを考えれば
そのためにはちゃんと
ヘナと水が混ざっていることが大切です。
ですから
失敗のない40度をおすすめしているんです。
ハナヘナは水を混ぜたあとが大事
ハナヘナを溶く水の温度は40度でいい!
と書いた理由は
ハナヘナを失敗なくきれいに溶かして欲しいから
です。
そのための温度が40度。
それで髪はキレイに染まるの?
と考える人もいると思います。
そうです。
ですからハナヘナと水を混ぜたあとは
そのまましばらく寝かせる(放置する)んです。
寝かせることでより
しっかりとハナヘナが水に溶け出します。
溶け出すとハナヘナの色素が滲み出てきます。
時間にすれば1時間もおけばいいでしょう。
しっかりとハナヘナを水に溶かして
しっかりとハナヘナの色素が溶け出す時間を作る。
これが大事なんです。
ハナヘナのトロミ
ハナヘナを水に溶かすと
食物繊維が含まれていて
プルプルとしたトロミが出てきます。
この食物繊維は
高温のお湯で溶くとトロミが弱くなります。
サラっとしてしまうんですね。
これは高温のお湯で
トロミ成分の食物繊維が壊れてしまうためです。
そして
水で溶いた方がよりトロミは強くなります。
トロミが強い方が
より垂れにくいです。
ハナヘナは髪に厚みをもって
乗せるように染めることが大切です。
髪をハナヘナで覆ってしまうわけです。
この時に垂れにくい状態の方が
より塗りやすく染まりやすいのです。
厚く塗ったハナヘナが浸透することで
よりしっかりと髪を染めてくれるんですよ。
まとめ
ハナヘナを溶く時の水の温度は
40度!
この理由わかっていただけましたか?
ハナヘナを混ぜた時に溶かしやすく
失敗も少ない。
成分を壊さないのでトロミが残る。
トロミがあるので髪に塗りやすい。
しっかりと髪にのるので
染まりもよくなる。
どうです?
いいと思いません?
染まりを考えるなら
混ぜた後にしばらく置いておくのがいいでしょうし
できたら前日に水で溶いて
一晩寝かせるのもいい方法です。
塗る時に冷たいなら
そのまま湯煎して人肌くらいの温度して塗ってもいいですしね。
髪に塗ってから時間をしっかりと置いたら(3時間以上)
よりしっかりと染まります。
とにかく
高温のお湯でハナヘナを溶くことだけは
絶対にやめてくださいね!
そしてもう1つ
これはハナヘナの
ナチュラルの場合ですから!
ヘナ100%のナチュラルだからできることです。
同じハナヘナの
インディゴ
マホガニーブラウン
ハーバルブラウン
は違いますからね!
勘違いしないでくださいね。