ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナのハナヘナをしたら数日にわたって髪がゴワゴワ、ガシガシすると言われる質問があります。今回はそれにお答えします。
天然100%ヘナのハナ ヘナをすると数日髪がゴワゴワする理由
最初に断っておきますが
ここで【ヘナ】って書いているのは
天然100%ヘナのハナヘナの事です。
ご自宅または美容室でハナヘナをされた後
数日間は髪の手触りがゴワゴワ、ガシガシしたりします。
乾いた髪ではそうい事はないのですが
お風呂に入って髪が濡れるとガシガシになる。
そんな場合があります。
「ハナヘナしたから髪が傷んだんじゃない?」
と思う人もいるみたいなので
なぜそうなるのか?
その理由の1つ目を書いてみます。
ヘナショックはなぜ起こる?
ハナヘナすると髪がゴワゴワ・ガシガシする。
これはいわゆる『ヘナショック』と呼ばれている
髪のきしみのことです。
『ヘナショック』という言い方自体が
僕は間違いだと思うんですけどね〜
とにかく
ヘナをして髪がきしむ・ゴワゴワ&ガシガシになる事を
一般的には『ヘナショック』と呼びます。
なぜヘナショックは起きるのか?
それはハナヘナをすると
ヘナの成分である2ヒドロキシ−1,4ナフトキノンが
髪の奥深くまで浸透し
ダメージでできた空洞をうめてくれます。
その過程で傷んだ髪を【収斂】するからです。
ハナヘナの収斂と疎水
収斂とは
収斂(収㪘、収れん、しゅうれん、en:convergence)とは、複数の物が互いに異なる性質・指標などを持っている状況から変更・移行を起こし、同質化・同等化・相似化(互いの性質等の差を無くす方向)が進むこと。散布的に位置していた複数の物を一箇所に集める(集まっていく)こと。学術用語として収束(しゅうそく)と訳されることもある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E6%96%82
天然ヘナでいう所の【収斂】とは
ヘアカラーやパーマなどの成分で傷んだ髪は
アルカリ性に傾き膨張し
髪の中の繊維質は伸びてしまっているんです。
そんな髪を弱酸性のハナヘナは引き締めてくれます。
引き締める事で伸びてしまった繊維質を「ギュっ」と縮めてくれる。
これを【収斂】と呼びます。
そして
アルカリに傾くほど髪は水に馴染みやすくなり
酸性になるほど髪は水を弾くんです。
健康な髪ほど水を弾きます。
そして健康な髪は油分と馴染みやすくなる。
収斂して水を弾き 少しの油分で十分に馴染むようになる。
この状態を【疎水】と言います。
健康な髪の状態に近づけてくれるため
収斂&疎水をしてくれるのが
ハナヘナなんです。
まとめ
天然100%ヘナのハナヘナをする事で
髪がゴワゴワ&ガシガシするのは
あなたの髪が傷んでいるから!
なんですよ。
傷んだ髪がハナヘナをする事で収斂され
ギュっとしまり濡れると手触りが悪くなる。
健康な髪では収斂は起こらないので
ハナヘナしてもゴワゴワ・ガシガシしません。
ハナヘナする事で髪がゴワゴワ&ガシガシするのは
それだけ髪がキレイになっている証拠なんです。
「髪がキレイになるまで待てない!
とりあえず手触りを少しでも良くしたい!」
って思ったあなた。
ご安心ください。
ハナヘナをして収斂した髪は油分に馴染みやすい状態になっています。
そんな髪の状態にこそ
『DO-Sトリートメント』
これです。
ハナヘナをして油分に馴染みやすい状態の髪ですから
トリートメントによっては
重い油分をつける事になりベッタリします。
DO-Sトリートメントの主成分のホホバ油は
人の皮脂に近い軽い油分で
浸透性に優れ重さになりません。
ハナヘナ後にシャンプーをして
髪がゴワゴワ&ギシギシするな〜と
思ったら
たっぷりのDO-Sトリートメントをつければ
一気に手触りや質感が変わりますよ。
洗面器にお湯を少し溜めて
チェンジリンスしたらもっと効果的ですよ♪
『ハナヘナしたら髪がゴワゴワ・ガシガシする理由』
わかっていただけましたか?
明日はもう1つの理由を書きますね。