ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
くせ毛の人からよくされる「毎日のストレートアイロンと縮毛矯正はどっちが傷みますか?」という質問。僕なりに考えをまとめてみました。
くせ毛は毎日のストレートアイロンと縮毛矯正 どっちが傷むのか?
これは本当によく聞かれる質問です。
くせ毛の人は湿度が高くなると髪がまとまらないため
器用な人はストレートアイロンで伸ばしたり
縮毛矯正でくせ自体をなくすか
どちらかを選ばれる方が多いですよね。
この2つ
本当にどっちが髪が傷むのでしょうね?
そこで
僕なりの考えをまとめてみました。
ストレートアイロンで気をつけること
自宅でストレートアイロンを使ってくせ毛を伸ばしている人に多いのは
設定温度が高い!ってとこ。
結構な人がMAX180度にしている人がいる。
市販のアイロンによっては200度まで設定できるアイロンもあって
「200度は高いから190度くらいならいいかな〜」
なんて高温のアイロンを使っている場合もあったり・・・
それ
絶対に髪を傷めていますよ!
たしかに高温のアイロンでくせ毛を伸ばしたら
一発でキレイに伸びる!
「私、こんなに上手にアイロンできるんだ〜」
って勘違いできるレベルにまでキレイに伸ばすことができます。
でもね
そんなアイロンを毎日続けていたら
髪の中身はボロボロになって
パーマはもちろん
縮毛矯正だってかからない髪になり
トリートメントしても髪が収まらない・・・
そうなると
毎日アイロンしないと収まらない髪になって
アイロン中毒になる。
アイロンしたら一時的な【髪のツヤ】がでるから
傷んでいない!と勘違いして
もう感覚がマヒしていく・・・
髪は知らず知らずに大変なことになっていくんです
ストレートアイロンと縮毛矯正のリスク
ストレートアイロンの場合
さっきも書きましたが
温度設定を間違えて使っている人が多い。
高温設定はやめましょう。
そして気をつけるのは【プレス】と【テンション】
【プレス】とは髪を挟んでいる強さ。
ギュッと強く髪をアイロンで挟むと、それだけでも髪は傷みますよ。
【テンション】とは髪を引っ張る強さのことです。
高温のアイロンなら、それほどテンションをかけなくてもくせは伸びます。(なんせ温度が高いですから)
でも温度設定を低くすると
くせ毛が伸びにくくなる。
伸びにくくなるとついつい髪を引っ張って
グイグイ伸ばしてしまう・・・
プレス=髪を挟む強さと
テンション=引っ張る強さ
のダブルパンチです。
縮毛矯正の場合
まず最初に
傷まない縮毛矯正はありません!
絶対に髪は傷みます。
ここは残念ながらどうしようもない。
縮毛矯正は様々な薬剤を使って髪の中の構造を変えますから
髪が傷まないわけがない。
くせの強さや
髪の状態
髪の太さ
によっても薬剤の反応は変わりますから
その薬剤選定が大事です。
あと塗るスピードも大事。
時間がかかり過ぎると最初と最後の薬剤を塗った部分の
時間差がそのまま縮毛矯正のかかり具合に影響します。
もちろん塗布量も。
アイロン操作もめっちゃ大事です。
1つ1つ上げていったらキリがないくらい
縮毛矯正ってリスクだらけ。
簡単そうにやっているけど
縮毛矯正は美容室の施術の中で1、2をあらそうハイリスクな技術なんですよ。(もう1つはブリーチね)
ストレートアイロンと縮毛矯正はどっちが傷むのか?
結論ですが
これはストレートアイロンのやり方、使い方によっても変わりますし
縮毛矯正は施術する美容師さんによっても変わりますから
どっちが傷むかは
はっきりと言えない!
って感じです。
でも
アイロンをやり続けることを考えたら
縮毛矯正を1回する方が髪の傷みは少ないかも・・・
半年に1回の縮毛矯正をするのと
半年間(180日)毎日アイロンでくせ毛を伸ばすの
どうなんでしょうね~
アイロンでくせ毛を一生懸命に伸ばしても
雨が降ったら元に戻りますし
汗をかいてもくせ毛はうねうねでてきますよね。
それを考えたら
縮毛矯正をした方が
雨の日でもくせ毛はでませんから
結果的には
縮毛矯正をする方がいいのではないか?と
僕は思いますね。