ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ブラウンヘナを使って染めている皆さんに1つ注意を。ブラウンヘナで黒く(暗く)染まってしまったら髪色は明るくできません。これは知っててください。
ブラウンヘナとヘナの違い知っていますか?
ヘナ染めで黒く(暗く)染まった髪は
明るくできます!
でも
ブラウンヘナで黒く(暗く)染まった髪は
明るくできません!
この違い
わかりますか?
【ヘナ】という大きなカテゴリーの中で
【ヘナ】と【インディゴ】って2つのものがあります。
この2つは同じヘナって呼ばれますが、全く違うものです。
ハナヘナがわかりやすいので説明しますね。
ハナヘナのヘナ100%の商品を【ナチュラル】と言います。
色はオレンジに染まります。
内容成分を見ると【ヘンナ】としか書いていません。
『ヘンナ=ヘナ』ってことです。
ではブラウンヘナと呼ばれる【ハーバルマホガニー】の内容成分を見てみると
【ナンバンアイ葉】、【ヘンナ】と書いてあります。
この『ナンバンアイ葉=インディゴ』のことです。
つまりブラウンヘナとはインディゴとヘナが混ざったモノなんです。
インディゴとヘナの混ぜる分量でブラウンの濃さを調節しているんです。
暗いブラウン(ダークブラウンなど)ほどインディゴが多く入っています。
ヘナ(ヘンナ)とインディゴ(ナンバンアイ葉)は全く違う植物です。
名前が違いますからね〜
見た目も育ち方も全く違う2つの植物。
ですから当然、髪への染まり方も違います。
ヘナで染まった髪色は明るくできますが
インディゴは明るくできません
ヘナとインディゴは違うとわかってもらえたと思うので
ここで本題。
同じヘナと呼ばれる2つのモノ(ヘナとブラウンヘナ)で髪を染めた後に
髪が暗く(黒く)なったから明るく戻したい!と思ったとしたら
ヘナで染めて暗く(黒く)染まった髪は、明るくできます!
でも
ブラウンヘナで暗く(黒く)染まった髪は、明るくできません!
この違いができるんです。
さっきも書きましたが
2つのヘナは全く違うものです。
見た目も育ち方も違いますし、髪への染まり方も全く違います。
ヘナの持っている色素は【オレンジ】です。
ですからヘナ染めで髪が暗くなったとしても
オレンジが染まって暗く見えているだけです。
ヘナには髪を明るくする力がありませんから、黒(地毛)の上からヘナ(オレンジ)が染まっても黒のままってことです。
これメッチャ大事!
ヘナで染まった髪は比較的明るくできやすく(明るくするほどオレンジ味は出てくる)、暗く染まった髪でもヘアカラーで明るくできます。
一方
ブラウンヘナ(インディゴ)染めで黒く(暗く)染まった髪は、インディゴの『青』で暗く染まっていますから、黒(地毛)はより黒く(暗く)染まっていくんです。
白髪がブラウンに染まると言うことは黒髪(地毛)もブラウンに染まっていると言うことです。
髪を明るくする力のないブラウンヘナですから黒髪はより黒く(暗く)なっていくんです。
しかも
インディゴは髪の中に残るのでヘアカラーでは髪色は明るくならずに、ブリーチで脱色をしても青(または緑)が出てきます。
この青は抜けません。
まとめると
ヘナとブラウンヘナは内容成分が違う。
ブラウンヘナに入っているナンバンアイ葉はインディゴのこと。
インディゴで染まると黒髪(地毛)はより暗くなり、髪の中に青味が残りやすくブリーチしても青味は抜けません。
ヘナはオレンジですから比較的髪色は明るくできやすいです。
ヘナとブラウンヘナ
同じ2つのヘナですが
内容成分で染まり方が全く違います。
そして、同じように髪色が暗く染まっても
ヘナでしたら明るくすることはできますが
インディゴは難しい(無理)んです。
ヘナで白髪がオレンジになるのがイヤだからと
ブラウンヘナで気軽に染めると、髪がどんどん暗くなって
「明るくしたい!」と思った時には
「もう無理!」
なんてことのないように
ブラウンヘナで染める時には
一度ヘナに詳しい美容師さんに相談してから染めてください。