ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
インターネットでなんでも簡単に買える時代です。ヘナだって簡単に買えますよね。そんなネットでヘナを買って白髪を染めてみたらうまく染まらなかったって質問がきました。
ネットでヘナを買って染めたら白髪がうまく染まりません
まずこの方の髪の状態がわからないので、これ!っていうことはできないのですが
『ヘナがうまく染まらない原因』はいくつかあるのでそれを説明しますね。
普通によくあるヘナが染まらない原因はこれらかな〜と思います。
- 熱湯でヘナを溶いている
- ヘナの塗布量が少ない
- ヘナを塗ってからの放置時間が短い
- シャンプーやトリートメントのツルツルサラサラ成分で髪をおおっている
じゃあ1つ1つ説明していきましょう。
ヘナが染まらない原因 その1
熱湯でヘナを溶いている
よくヘナを溶く時にお湯で溶いてください。なんて説明しているのも見ますが
それは間違いです。
特に熱湯はやめてください。
ポットから直接ヘナが入っているボウルに熱湯を入れて混ぜ混ぜ・・・
これでは染まりは悪くなります。
わかっていると思いますが、ヘナは植物からできています。
ハナヘナは天然100%だけでできているヘナです。(他のヘナはよくわかりません)
植木に熱湯をかけるとその植木はどうなりますか?
元気がなくなりませんか?
(最悪枯れたり・・・)
ヘナを熱湯で溶くのはそれと同じことです。
植物でできているヘナの成分が熱湯で壊れてしまうと当然染まりも悪くなります。
ですから熱湯はやめましょう。
あっつい熱湯をかけたらヘナが可哀想ですよ。
お湯で溶くなら40℃までにしてください。
よろしくお願いしますね。
もっといい方法もありますが、それは僕のブログのどこかに書いています。
ヘナが染まらない原因 その2
ヘナの塗布量が少ない
ヘナはベッタリ髪に乗せないと染まりが悪く(薄く)なります。
ヘナで髪が見えなくなって空気に触れないくらい厚めに乗せるのがキレイに染めるコツです。
ですから慣れるまではヘナはこんもりと多めに使いましょう。
ケチってはダメです!
最初はショート全体で80g〜100g使うくらいでいいと思います。
慣れれば量は減らせばいいんです。
ヘナが染まらない原因 その3
ヘナを塗ってからの放置時間が短い
ヘナを塗ってからどれくらい時間を置いていますか?
ヘナ(ヘンナ)の場合は3時間以上おいてください。
それ以上いくら置いても大丈夫です。
長い時間塗ったままにしても髪は傷みませんよ。
ホームカラーでしたら放置時間は30分ですよね?
ヘアの場合はせめて倍の60分、
できたら3時間以上が目安です。
3時間以上置くとヘナの油分が髪と頭皮を潤わせますからオススメです。
ただし、ヘナが垂れないように気をつけてくださいね。
ヘナが染まらない原因 その4
シャンプーやトリートメントのツルツルサラサラ成分で髪をおおっている
ヘナで染めると決めたら
まず最初に見直すのは「シャンプー&トリートメント」です。
市販のシャンプー&トリートメントにはツルツルサラサラ成分が入っています。
「髪を保護&補修し、指通りが滑らかに、髪にツヤを出します。」と言っていますが
これらは全てコーティング(皮膜)ですから。
髪に膜を張ることでツヤツヤサラサラに見せているんです。
この皮膜があると天然100%植物であるヘナは浸透しづらくなり染まりが悪くなります。
ゆっくりと時間をかけてヘナの色素が浸透をする邪魔を髪のコーティングがするんです。そうするとキューティクルの隙間からヘナが入っていけないんですね。
最後に
ヘナが染まりづらい原因は大体この4つだと思います。
ヘナでキレイに白髪を染める方法を考える前に
基本的なことを見直してみましょう。
それだけでもヘナの染まりはずいぶんと変わると思います。
ヘナは植物ですから
難しいことを考えずに
基本的なことをちゃんとしたら
あとは楽しんで染めるのが一番ですよ♪