ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
インディゴ染めで、まれに頭皮に「かゆみ」が出る方がいます。そんなインディゴ染めの「かゆみ」への対処法を書いておきます。
天然100%ヘナのインディゴとは?
天然100%ヘナと言っても「ヘナ」と「インディゴ」は全く違うモノです。
この2つをごちゃ混ぜに考えている人もいますが、全く違うんですよ〜
【ヘナ】とは北インドで自生している
ミソハギ科の植物です。
アレルギーは99%でないと言われています。
*植物アレルギーの方は難しいと思います
インディゴは南インド産で
マメ科コマツナギ属の植物です。
天然100%ヘナの【ハナヘナ】で使われているインディゴは、「インド藍」が使われています。
- ヘナは、ミソハギ科の植物
- インディゴは、マメ科コマツナギ属の植物
これだけでも全く違う植物だとわかると思います。
また白髪を染めた時の色が違います。
ヘナは「オレンジ」に染まり
インディゴは「ブルー」に染まります。
インディゴのかゆみの原因
では、なぜ「インディゴで染めると頭皮にかゆみが出るのでしょうか?」
それは、インディゴの成分は【トリプトファン】を含んでいるので
そばアレルギーやナッツアレルギーがある方は注意が必要です。
こういうアレルギーがある方は、かゆみや刺激の原因になります。
またインディゴの葉には、とてもとても細かい「トゲ」のようなモノがあるんです。
植物の葉をよく見れば小さい細かいトゲがあるのを見たことありませんか?
白いヒゲ?みたいな感じです。
あれが刺激に感じる人がいるんですよ。
【白菜】には必ずトゲがあります。
あのトゲを【毛茸(もうじ)】と言います。
新鮮な白菜ほどトゲがあるんです。
【天然100%ヘナ】インディゴ染めで頭皮にかゆみが出る時にはどうする?
では本題。
インディゴ染めで頭皮にかゆみが出る時にはどうするのか?
なんですけど
インディゴを使って「1回染め」で使う場合
前日からシャンプーはしない。
これが一番確実かなって思います。
シャンプーをしなければ、頭皮に皮脂の膜が張ってくれます。
この皮脂膜が頭皮を刺激から保護してくれるんです。
インディゴを使って「2回染め」をする場合
「2回染め」とは
白髪を1回目はヘナで染めて、続けて2回目をインディゴで染める方法。
この方法だと、白髪はブラウンに染まるんです。
白髪がオレンジに染まるのが嫌な方、
白髪の量が多い方は「2回染め」をされる方が多いです。
そんな「2回染め」をする時に、まず前日のシャンプーは控えます。
次に、ヘナを流す時にはシャンプーをしないで、しっかりとお湯で流す。
そして、その日は終了。
翌日に続きとしてインディゴで染めます。
ここまでしたら、しっかりと皮脂で頭皮は保護されていると思いますので、かゆみは出にくいと思います。
なぜ、翌日にインディゴで染めるのか?というと・・・
ヘナで染めると皮脂を取ってしまうからです。
つまり、ヘナで染めるということは、シャンプーをしている状態と同じなんです。
この状態だと頭皮には皮脂が全くありません。
そんな状態でインディゴで染めると頭皮が刺激をモロに受けるからです。
そこで、ヘナで染めた後、別の日にインディゴで染めることで皮脂が頭皮を少しでも覆ってくれます。
この皮脂がインディゴの刺激を抑えてくれるんです。
まとめると
「ヘナ」と「インディゴ」は全く違います。
ヘナはアレルギーはないけど、インディゴはトリプトファンを含んでいるので「そばアレルギー」や「ナッツアレルギー」の方は注意が必要です。
ヘナで染めると頭皮の皮脂を全て取ってしまいます。
皮脂がなくなるとインディゴの刺激が直接頭皮に影響しますから、ヘナで染めた別の日に染めることをオススメします。
そうすることで皮脂が頭皮を保護してくれるんです。
インディゴで染めると「かゆみ」が出る場合は
できるだけ頭皮への影響を少なくするように考えて施術することをオススメしますよ。