ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
よくヘナのことを勘違いされている方がいます。「ヘナで染めると髪が黒く染まる」「ヘナで染めたらだんだん暗くなっていった」「ヘナで染めて黒くなった髪は明るくならない」こんなことを聞くのですが、ここで言われている「ヘナ」は【インディゴ】であって、【ヘナ】ではないんですよ。
ヘナとインディゴは違う植物です
天然100%ヘナという大きなカテゴリーの中に
【ヘナ】と【インディゴ】があります。
この2つをひっくるめて【ヘナ】って呼んでいることが多いのです。
でも、この2つは全く違うモノです。
例えば
【靴】って言っても、色んな種類がありますよね。
ヒールもあればパンプスもあり、スニーカーも革靴だってあります。
素材も形も全く違う。
でも大きく言うと【靴】ってなると思います。
ヘナもそれと同じです。
ヘナの産地は北インド
ヘナは、北インドのラジャスタン州ソジャットが産地です。
ミソハギ科の植物で、和名は【指甲花】です。
インディゴの産地は南インド
インディゴは、南インドのチェンナイが産地です。
インディゴは、マメ科コマツナギ属の藍です。
ね、産地も植物の種類も全く違うのが【ヘナ】と【インディゴ】なんです。
植物の種類が違いますから、その性質も全く違います。
このあたりを書くと長くなるのでまた今度。
髪が黒くなるヘナはインディゴのこと
「ヘナで髪を染めたら髪が黒くなった」
こう言われるヘナは【インディゴ】のことです。
【ヘナ】で染めても髪は黒くなりません。
ヘナの持っている色素は【オレンジ】だけなので、髪が「黒く」なりようがないんです。
黒髪をオレンジで染めたら確かに色味が濃くなりますから「暗く」なったように感じるかもしれませんが、「黒く」はなりません。
これがヘナです。
でも、インディゴは違います。
インディゴで髪を染めると「ブルー」に染まります。
「インディゴブルー」って言いますよね。
地毛(黒髪)をブルーで染めたら・・・髪は暗くなっていきます。
繰り返しブルーで染めたら地毛は確かに黒くなるかもしれません。
ヘナで髪が黒くなったと言う方が使っているヘナは100%「◯◯ブラウン」と書いているヘナだと思います。
ヘナでオレンジに髪が染まるのがイヤで使われるのが、この「◯◯ブラウン」ってヘナ。
この商品は、必ず【インディゴ】が混ざっています。
内容成分に【ナンバンアイ葉(ハナヘナの場合は)】と書かれていたら、それはインディゴのことなんです。
髪がブラウンに染まると思って繰り返し髪を染めていると
ある回数を境に一気に髪が黒くなってしまった・・・
こういうことが起きるのが、インディゴが混ざっている「◯◯ブラウン」ってヘナなんです。
最後に
このブログでも何度も書いている
「ヘナ」と「インディゴ」の違い。
でも、今だにこの2つがよくわかってないまま使っている(染めている)方がいます。
そういうことを続けていると
思ってもいない髪色に染まってしまって後悔するかもしれません。
正しいヘナの知識を知ってから、ヘナ染めはして欲しいですね。