明るくなった髪を黒髪戻しにする時に天然100％ヘナで染める

ヘアカラーで明るくなった髪を黒髪に戻したい。そんな時にヘアカラーで毛先まで染めてもすぐに退色をするから、天然100％ヘナで染めてはどうなのか？というご質問をいただきました。そんなご質問にお答えします。

天然100％ヘナの【インディゴ】について

まずはヘナのことについて。

天然100％ヘナと一言で言っても、ヘナには２種類あります。

それは【ヘナ】と【インディゴ】です。

この２つの違いは

ヘナは、ミソハギ科の植物で

インディゴは、マメ科コマツナギ属の植物。

同じ「ヘナ」と呼ばれていますが、全く違う植物なんです。

ヘナは髪が「オレンジ」に染まり

インディゴは髪が「ブルー」に染まります。

インディゴは「藍染め」なんて呼ばれていますからね。

ハナヘナで使っているインディゴは『インド藍』です。

インディゴは主に、ヘナで染めたオレンジを打ち消すために使われます。

白髪をヘナで染めるとオレンジに染まるので、そのオレンジが強すぎたり

オレンジの髪の割合が多過ぎたりする時にインディゴを使うんです。

明るくなった髪を黒髪戻しにする時に天然100％ヘナで染める？

では本題。

ヘアカラーで明るくなった髪を黒髪戻しをする時に、天然100％ヘナで染めて戻るのか？ですけど

答えは

戻ります。

明るくなり過ぎた髪を天然100％ヘナを使って黒髪に戻す時に使うのは【インディゴ】です。

インディゴの色味はブルーなので、インディゴで染めると黒髪に近づいていくんです。

ただ、「１回で真っ黒になるか？」と聞かれると

髪質や方法（染め方）、髪のダメージ具合によっても仕上がりはまちまちです。

繰り返すことでより暗く（黒く）もなりますが、やはりプロに頼むのが一番だと思います。

簡単に短時間ですぐに黒くしたければヘアカラーが一番です。

でも、ヘアカラーだとすぐに退色しますし

何よりも髪が傷む。

インディゴは一度染まると退色しにくく

髪へのダメージもありません。

髪へのダメージや退色を考えた時には、天然100％ヘナの【インディゴ】を使って暗く染めることはあり！だと思いますよ。

最後に

天然100％ヘナの【インディゴ】を使った黒髪戻し。

メリットも多くおすすめではあるのですが

もしされるなら美容師にちゃんと相談してからしてください。

なぜこんな事を言うのかというと

インディゴで黒く染めた髪を、また明るく染め直すことは無理だからです。

それに

元々ダメージがすごくある髪にインディゴを使うと・・・

大変なことになる場合もあるからです。

なんでもそうですが

同じモノでも使い方次第で結果は変わってきますから

インディゴで黒髪戻しをするなら

使い方をよく知っている人にまずは相談してからにしてください。