ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナ染めはネットで買って自分でも染めることができる天然100%ヘナを使った白髪染めです。自分でヘナを買って染める場合、どうしてもヘナの知識がありませんから染まり方がよくわからない・・・ってあるんですよね。今回はそんな質問をいただきました。
自分でヘナ染めをしたらオレンジに染まったので暗くしたい
先日、このようなご質問をいただきました。
ヘナをご自分で買って染めている人は同じような悩みがあるかと思いますから
参考にしていただければと思います。
初めまして。
ヘナの質問をさせてください。
アレルギーから喘息になってしまい、化学染料のヘアカラー染めができなくなり、ハナヘナに辿り着きました。
現在2回美容院で【2回染め】ししてもらい
その後、自分でハナヘナ以外のヘナで【2回部分染め】をしました。
美容院で染めてもらった時よりも、オレンジ色がキツくなりました。
オレンジ色でなく濃い茶色に染めるには、何色を選んだら良いですか?
暗く染めるなら【2回染め】にした方が良いのか?
最善のやり方を教えてください。
これはよくあることですね。
美容室でまずは白髪をヘナを使ってしっかりと染めるためには【2回染め】で染めます。
その後はご自分で自宅でヘナを買ってみて染める。
一度美容室で染めていますから、なんとなく染め方はわかっているでしょうから、セルフヘナへの敷居が下がるんですよね。
でもいざ染めてみたら
なんか明るい・・・
白髪がオレンジじゃない?
白髪が目立つな〜
こんな風に感じてしまうことがあるんです。
ここでセルフヘナの重要なポイントを説明しますね。
セルフヘナをする時の重要なポイント
ここでセルフヘナ染めをされる方に重要なポイントを説明します。
美容室で【2回染め】をされた時は白髪はブラウンに染まりましたよね。
その後のご自分でヘナを使って2回染めたした時は「ヘナ」で染めたのでしょうか?
ヘナで染めたことによって白髪のオレンジがキツくなったのだと思います。
オレンジでない濃い茶色に染めるには、ハナヘナだと「ハーバルマホガニー」を使います。
ハーバルマホガニーはインディゴとヘナが8:2で混ざっています。
インディゴが多いので暗いブラウンに白髪が染まります。
「ハーバルブラウン」よりも「ハーバルマホガニー」の方がより暗いブラウンに染まります。
ご自分で染める場合でもできましたら、【2回染め】をしてもらえるとしっかりと染まります。
・1回目はハナヘナの『ナチュラル』で根元から毛先まで染めていただき
・2回目は『ハーバルマホガニー』で根元だけを染めてください。
*ハーバルマホガニーで根元だけ全体を染めるのは難しいと思いますから、鏡で見える範囲(顔まわりから頭頂部あたりまで)で構いません。
白髪が目立つ見える範囲の根元をハーバルマホガニーで染めるだけでも十分白髪は目立たないようになると思います。
これがポイントです。
まず使うヘナは【ハーバルマホガニー】
これにはインディゴが混ざっているので、オレンジに染まった白髪をブラウンに色味を変えてくれる効果があります。
おそらくですが
現在2回美容院で【2回染め】ししてもらい
その後、自分でハナヘナ以外のヘナで【2回部分染め】をしました。
この時に使ったヘナは髪がオレンジに染まる【ヘナ】だけだったんだと思うんです。
このヘナをインディゴの混ざったハーバルマホガニーに変えてもらえれば、白髪がオレンジに染まることはありません。
そしてもう1つ。
ヘナは根元から毛先まで全体を染めて欲しいのですが
ハーバルマホガニーなどのインディゴが混ざったヘナで染める時には
できるだけ根元部分だけ!にしてください。
インディゴが混ざったヘナで毛先まで毎回染めていると、ある日いきなりど〜んと色味が暗くなり過ぎることがあります。
そして、一度インディゴで暗くなった毛先はもう明るくできない(ならない)ことが多いです。
インディゴは傷んでいる髪ほど強力に引っ付いて取れませんから、毛先が傷んでいるほど染まり過ぎてしまいます。
そうならないためにも
できるだけ根元だけ!を染めるようにしてください。
最後に
ハナヘナ染めは、髪も頭皮にも優しくアレルギーがあっても染めることができるノンジアミンの天然の草木染めです。
でも、染めるには使い方、染め方に注意が必要です。
植物だからって簡単に考えると思うように染まらないこともあります。
『人が草に合わせる』
これが天然100%ヘナ染めの基本ですから、頑張り過ぎて染めてないようにしてください。
ヘナ染めでわからないことがありましたら質問してくださいね。