ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
たまにお客さまの中に「ヘナで染めたら髪がきしんでゴワゴワになって傷んだ!」という方がいます。これを一般的には「ヘナショック」と言うんですけど・・・そもそもヘナで髪がショックを受けるのでしょうか?って話です。
ヘナショックってなに?
ヘナショックとは
ヘナ染めることで髪がきしんでゴワゴワになったり、絡まったりして傷んだみたいな状態になること
を言います。
でもね
ヘナでずっと染めている人にはヘナショックなんて起こりません。
それに、バージン毛の人、健康毛の人にもヘナショックは起こりません。
(超猫毛の人の場合は別です)
ヘナショックが出る髪質の人は
薬剤処理を行う化学的施術をされている方だと思います。
化学的施術とは
繰り返されるヘアカラーや白髪染め
縮毛矯正やパーマなど
薬剤を使って髪を変化をさせるメニューのことです。
こういう髪は必ずダメージしています。
- キューティクルの損傷、欠損
- 髪の中身(タンパク質)の流出
- 水分量の減少
などなど
見た目には傷んでいるように見えなくても
実際にはかなり傷んでいるんです。
そんな髪にヘナで染めると
お家でシャンプーして髪を濡らした時に
髪がきしんでゴワゴワになって毛先が塊になって「指が通らないよ〜」ってなるんですよ。
でも、安心してください。
丁寧に髪を流してしっかりとトリートメントをつけることで、油分が髪を覆い毛先のもつれは解消されますから。
間違っても毛先が絡まった時に無理やり指を通して手グシで絡まりを取ろうとしないでください。
「優しく」「丁寧に」が大事です。
なぜヘナショックが起こるのか?
なぜ「ヘナショック」が起こるのか?
これは簡単で先ほども書きましたが
あなたの髪が元々傷んでいるから!です。
傷んでいない髪ではヘナショックは起こりません。
繰り返されるヘアカラーや白髪染め
縮毛矯正やパーマなどで髪のキューティクルは無くなり髪の中も傷んでいる部分もあるんですよ。
でも普段から使っているトリートメントのサラサラ成分のおかげで、髪が傷んでいることを誤魔化しています。
だから、髪が傷んでいる自覚がない。
自覚がないからヘナをしたときに本当のあなたの髪の状態が現れることで、髪がきしんでゴワゴワになり
「ヘナをしたら髪が傷んだ〜」ってなるんです。
ですから
ヘナショックなんて無いんです。
あるのは
「あなたがやっと自分の髪が傷んでいることに気づいてショック!」ってことです。
まとめると
ヘナ染めをした後で
髪がきしんでゴワゴワになったのを「ヘナショック」と言いますが
それは間違い。
本当は
「あなたの髪が傷んでいることに気づいてショック」
なんです。
そして、ヘナショックは必ずしもおこるわけではありません。
正しいヘナの使い方をすれば起こらないようにもできますし
日常的な髪へのダメージ(アイロンやブローでのパサつきなど)でしたらヘナをすることで
逆に髪の収まりが良くなり、手触りも良くなります。
自分の髪が傷んでいるから髪のダメージケアのためにヘナを使ってみたいと思う場合もあると思いますが
いきなり自分でヘナを買って試すのではなく
ヘナに詳しい美容師にまずは相談することをオススメします。
あなたが思っている以上に自分の髪のことを知らないこともありますからね。