ヘナで白髪をブラウンに インディゴ染めは染めた後が大事です

ヘナで白髪をブラウンに インディゴ染めは染めた後が大事
神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

ナで白髪を染めたい。でもオレンジはイヤだ。だからブラウンに染めたいんですけど、1回でヘナでブラウンに染まりますか?という質問を最近よく聞かれます。そんなお答えです。

目次

インディゴの染まりについて

ヘナで白髪をブラウンに染めるのは【インディゴ】を使います。

ヘナでは白髪は「オレンジ」に染まってしまいますからね。

そんなインディゴの染まりについて。

インディゴはヘナとは違う染まり方をします。

ヘナでしたら髪に塗って長時間置けば置くだけ深く(濃く)染まってくれます。

つまりヘナ染めの場合は『時間』が大事になってくるんです。

*もちろん染め方や準備もしっかりできている上での話です。

そして、インディゴの場合。

インディゴは髪に塗ってから置けば置くほど染まるモノではありません。

逆に起きすぎるとムラ染まりになる恐れがありますので、置いても2時間までを目処にしましょう。

ではどうやってインディゴは染めるのか?

それは

【酸化】が大事になるんです。

インディゴの場合、染めた直後に髪をドライヤーなどで乾かした状態にすると色味が変化します。

本来の色とは違う赤紫に発色してしまうんです。

それはインディゴの色素はヘナの色素などと違い

【還元菌】と呼ばれる菌だからです。

髪は空気に触れ続けることで酸化します。

酸素はモノを酸化させますから、インディゴで染めた髪を直後に酸素に触れさせ続けると酸化がおき、髪色が紫になってしまうんです。

ですから、水分を与えることで還元状態を保つ必要があるんです。

水分が十分に保たれた状態の髪は酸化せずに還元状態が続き、髪がしっかりと発色してくれるんです。

インディゴの染まりで注意すること

このインディゴの酸化で髪色が紫になるのは髪質や髪の状態によって変わります。

髪が細い人

白髪が多くご高齢の人

髪のダメージが強い人

これらの人の髪は水分の保持力が低いため髪が乾燥しやすいです。

こういった髪が乾燥しやすい人がインディゴで染めた場合、こまめに髪を濡らさないとすぐに髪は乾き、空気に触れる時間が長くなり髪色が紫に変化してしまうんです。

ご高齢の方の中にはシャンプーは2〜3日に一回という方もいますよね。

皮脂のためにはそれでも良いと思うのですが

そういう方がインディゴで染めると髪が赤紫になることが多いと思います。

髪も細く、元々水分が足りない状態で、なおかつ日常的に髪に水分をあまり補給しない生活をされている方です。

インディゴで髪を染める場合は、できるだけ髪を濡らした状態を保つことが大事ですね。

最後に

インディゴで髪を染める場合は、染めた後がとても大事です。

染めた後で髪を乾かしたままでほったらかしにしたりすると、思った色味には染まらないかもしれません。

ご自分の髪ですから大事に扱って、インディゴで染めた後なら水分をできるだけ髪に与えてください。

そうすることでインディゴの色素が十分に出て、あなただけのオリジナルカラーに染まることができます。

天然100%の植物でダメージがなく髪を染めるのだから

それくらいの手間は惜しんではいけないと思いますよ。




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