自分でヘナ染めを始める人に知っててもらいたいこと

先日、自分でヘナ染めをしているお客さまと話していて「そうですよね〜」と思うことがありましたので書いておきます。ヘナ染めに興味のない方はスルーでお願いします。

自分でヘナ染めをしている人に知ってもらいたいこと

先日、自分でヘナ染めをしているお客さまと話していました。

その方はコロナ禍になって家を出ることも少なくなり

ヘアカラーをやめて

ヘナ染めを自分でされるようになったんです。

髪のダメージも気になったいたのと

ヘナにも興味があり

お友達にヘナ染めをされている方がいたのもヘナ染めを始めたきっかけだったそうです。

最初は四苦八苦しながらヘナ染めをしていたんですって。

とにかくキレイに染めたいと思い

時間をかけて

丁寧に塗って

完璧！と思いながら塗っていたんですけど

仕上がりを見たら

な〜んか染まりが今ひとつ良くない・・・

どうしてかな〜と思いつつも続けていたそうです。

そんな何回かヘナ染めをしている時に、ヘナで染めることをめんどくさく感じて

適当にパパっと手早くヘナを塗って放置したんです。

「そうしたら、思いの他染まりが良かったんです！」って言われていました。

「適当に塗ったら染まりが良いってどういうことなんでしょうね？」と質問をされたんですが

その答えは簡単。

お客さまは真面目過ぎたんでしょう。

真面目な方は塗り残しがないように丁寧に丁寧にヘナを塗っていきます。

そうする時間はどれくらいかかっていたんでしょう？

この「ヘナを塗る時間」を気にしていない人がたまにいます。

ヘナは乾いてしまうと浸透が悪くなり、染まりが悪くなります。

そうです。

時間をかけて塗っている間にヘナがどんどん乾いてしまっていたんです。

キレイに染めようと時間をかけて丁寧にキレイにヘナで染めたのに

これではなんのためにしているのかわからないですよね。

そうなるくらいなら、手早くチャッチャと塗ってしまって

しっかりラップして長い時間放置する。

こうした方がよほどキレイに染まります。

そのお客さまは、それからは適当に

でも、たっぷり目にヘナを手早く塗って放置時間を長くするようにしたんですって。

ヘナを塗る時間がかかってしまうと

今度は塗った後に放置する時間が取れなくなるかもしれません。

そうなるくらいなら

「塗る時間はできるだけ早くし、放置時間はできるだけ長くする」

これがヘナ染めではBESTです。

初めからヘナに詳しい美容師に聞いていれば、簡単にわかったことですが

何も知らずに自分で調べてヘナ染めを始めると

ヘナ染めの正解に辿りつくのに時間がかかったんだと思います。

ヘナ染めを始めてみようと思ったら

まずはヘナに詳しい美容師に聞いてみる

そして、丁寧に塗らずにまずは適当に塗ってみる

慣れたきたら丁寧に塗ってもOK！

これくらいがいいと思います。

丁寧にやり過ぎて、塗っていることが「面倒」に感じてしまったら

ヘナ染めすることが面倒になり

「もういいや」とやめてしまいますからね。

まずは無理なく続けれる範囲でしてみることが大事ですよ。

そして必ず美容師に聞いてみてくださいね。