ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナの中には「ヘナ」と「インディゴ」という2種類のヘナがあるのはもうご存知ですよね。そんなヘナ染めで「インディゴ」で染めていた髪を「ヘナ」に変えたら髪色はどうなるのか?を説明します。
「ヘナ」と「インディゴ」の違い
まずは「ヘナ」と「インディゴ」の違いについて。
ヘナ染めといえば、「髪がオレンジに染まる」
あれがヘナ染めです。
ヘナの持っている色素はオレンジしかありませんから、それ以外の色味には染まらないんですよね。
白髪がオレンジに染まっている方は間違いなくヘナ染めをされていると思います。
そして
インディゴについて。
インディゴで髪を染めると髪はブルーに染まります。
ブルーが濃くなって黒くなる場合もあったりします。
インディゴだけで短期間に繰り返し染めると髪はどんどん暗く(黒く)なっていくことがあるんです。
これを狙って染めるのはいいんですけど、あまり暗く(黒く)したくない方の場合は、ヘナの「ブラウン」と書いてあるモノで染めていると思います。
この「ブラウン」と書いてあるヘナは、ヘナとインディゴがミックスされているヘナなんです。
濃いブラウンの場合、インディゴの割合が多くミックスされています。
ハナヘナでのヘナとインディゴのミックスの量は
ハーバルブラウン(ヘナ:インディゴ=4:6)
ハーバルマホガニー(ヘナ:インディゴ=2:8)
となっていて、ハーバルマホガニーの方がより濃いブラウンに染まるんです。
ここから本題。
インディゴ染めからヘナ染めに変えたら色味はどうなる?
お客さまは1〜2ヶ月に一度、ハナヘナで染めていました。
ハナヘナの調合はインディゴ:ヘナ=8:2ですから、ハーバルマホガニーと同じ割合です。
*お店で染める場合は、ご来店された時の髪色を見て、その都度ヘナの調合の割合を変えていることが多いです。
インディゴとヘナの8:2の1回染めですから、白髪にはそれほど濃く染まりません。
白髪に色味が入るくらいと思ってください。
いわゆる「白髪ぼかし」くらいの染まりになります。
そんな染まりの状態から今回は「気分を変えるのに髪色を明るくしたい」とのご希望。
ヘナで髪色を明るくするには「ヘナ」のオレンジしかありませんので
今回はヘナ単品で染めてみることになりました。
ベースはインディゴとヘナのミックスで染まっている髪をヘナだけで染めるとキレイにオレンジに染まるのか?
なんですけど、実際の染め上がりがこちら。
ヘナで染まることでご希望の明るい髪色になりました♪
まだ、以前までのインディゴが邪魔しているのでヘナのオレンジの染まりが甘いですが、これも続けていけばもっと濃く染まると思います。
インディゴで染めている時よりも髪全体が明るくなったので、雰囲気も変わっていい感じです。
写真をよく見るとわかるのですが、髪が短い耳周りは短くカットしていますからインディゴで染まった部分はなくなっているのでオレンジがしっかり染まっています。
でも、トップに髪は長い分インディゴで染まった髪が多く残っているのでオレンジの染まりが弱いんです。
こんな染まり方も天然100%ヘナならではですね。
最後に
インディゴを使って染めていてもヘナで色味をオレンジに変えることはできます。
ただし、それには条件があります。
その条件とは「インディゴでしっかりと染まりすぎていないか?」です。
ヘナの2回染めなどをして、インディゴがしっかりと染まっている髪は中々難しいです。
(染まっている毛先部分は全てカットして落とさないと暗いままです)
インディゴの1回染めを繰り返しているくらいの染まりなら、色味を変えることもできると思います。
このあたりはちゃんと美容師と相談してから決めてほしいですけどね。
髪色が明るくなったら気分も変わって楽しいですから、興味のある人はご相談してください。