ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナ染めだけだと髪を脱色する力はありませんから、ずっと染めていると髪全体が暗くなってしまいますよね。そんな時には「ハイライト」が効果的で僕もよくするのですけど、ちょっとした注意点があるんです。
ヘナ染めから髪を明るくしたくてハイライトをする時の注意点
「ハイライト」は髪をスジ状に取り、そこにヘアカラーを塗ってそこだけを明るく(暗く)する技術です。
ヘナ染めをしているとヘナには髪を明るくする(脱色)力はありませんから、だんだん髪全体が暗くなって行くと感じます。
ヘナですから白髪はオレンジに染まりますが、黒髪は黒髪のままですからね。
そんな時に髪色を明るくするなら「ハイライト」がおすすめなんですが
この時の注意点を少し説明します。
まず「ハイライト」ですが、ブリーチだけで明るくすることはおすすめしません。
ブリーチを使えば確かに脱色をするのですが、髪は傷み、キューティクルは開いて、抜けっぱなしになってしまいます。
実際にカンザキがヘナのハイライトで使っているのは「ライトナー」というヘアカラーです。
「ライトナー」はヘアカラーの中では一番明るいカラー剤で色味(染料)が入っていません。
ただ明るくするだけなんですけど、ブリーチに比べればパワーは劣ります。
パワーがない分、髪のダメージもブリーチに比べれば少ないです。
ヘナ染めで暗くなった髪を明るくするくらいですから、ブリーチまでの力は必要ないと思うんです。
ブリーチをしたとしても、ヘナのオレンジが出てきて金髪にはなりませんしね。
ヘナ染めしている髪を金髪にすることは無理ですよ。
ですから、ヘナ染めしている髪を明るくする時の「ハイライト」に使うのは、「ブリーチ」ではなく「ライトナー」です。
ハイライトで髪が明るくなり過ぎたらどうするか?
そして、ハイライトして髪が明るくなり過ぎたと思った時、この時にどうするか?なんですけど
この場合はオレンジになり過ぎたらかもしれませんね。
明るくなった髪には上からヘナで染めればオレンジに染まりますから、少しは暗くなると思います。
ただ、オレンジがより強く出ますから、それが気に入らないこともあるかもしれません。
そんな時には「インディゴ」を使うって言いたいのですが、そんな簡単でもないんです。
インディゴで染めれば確かにオレンジ味を消して暗くすることは可能です。
でも、せっかく明るくなった髪色全体が暗くなる場合もあります。
ですからインディゴを使う場合は、オレンジが一番気になるであろう根元だけを塗る。
白髪がある人なら根元がオレンジに染まっていて、よりオレンジ味が目立つのでそこをインディゴを使って抑えるようにしてみてはいかがでしょうか。
ただ個人でリタッチで根元だけ塗るのは大変なので、よほどヘナに慣れている人でない限りおすすめはしません。
美容室で頼みましょう。
根元ではなく、全体がオレンジに明るく困っているなら
インディゴとヘナのミックスがいいと思います。
ハナヘナでいうところの「ハーバルブラウン」や「ハーバルマホガニー」です。
これらはインディゴとヘナがあらかじめ混ざったモノ。
こんな風にインディゴとヘナを混ぜることでインディゴの暗さを和らげることで暗く染まりすぎることを回避できるわけです。
ただし!
これにも経験と髪の状態を見極める”目”が必要です。
どれくらいの量のミックスにしたらいいのかは髪の状態や髪質、髪の明るさで判断しますから
やっぱり美容室で頼みましょう。
最後に
ヘナ染めしてて髪色が暗くなった時には、「ハイライト」をすれば簡単に明るくすることはできます。
ただし、メリット&デメリットをしっかりと把握してからしてくださいね。
もし、インディゴを使って染めている人が髪色を明るくしたい場合は・・・
無理かもしれません。
インディゴで染め続けている人の髪色は明るくならないんですよ〜
残念です。
どうしても明るくしたいと思ったら、ヘナ染めを提供している美容室で相談してください。
今までヘナを扱ったことのない美容師に相談して、悲惨な失敗をされているお客さまを何人も見てきました。
ですから、ヘナの経験のある美容師に相談することが一番の近道ですよ。