ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナで染めた後に髪につけるスタイリング剤は必要ですか?と言うご質問をいただきました。このスタイリング剤が「必要か」「必要でないか」は簡単には言えないんですよね。
そもそもスタイリング剤はどんなモノ
髪につけるスタイリング剤には「アウトバストリートメント」と「スタイリング剤」の2種類があるのはご存知ですよね?
【アウトバストリートメント】は【洗い流さないトリートメント】のことです。
【アウトバストリートメント】は、お風呂場で髪につけるトリートメント(インバストリートメント)と違い、髪につけても流す必要がありません。
お風呂場でつけるトリートメントだけは髪の収まりが悪い、質感が悪い時などにつけることが多いです。
【アウトバストリートメント】の役割は
髪の保護
毛先のまとまりを高める
質感をUPさせる
手触りを良くする
などですが
当然、髪の状態が良ければ付ける必要はありません。
【スタイリング剤】は、名前の通り髪をスタイリング=セットする時につけるモノ。
ムースやワックス、ジェル、スタイリングオイルやバームなどがあります。
最近の人気はスタイリングオイルやバームですよね。
バームとは、自然由来成分のオイルを固形(バター状)にしたモノで髪の保湿、保護、ツヤ感、束感を出すのが使う目的です。
バームは【シアバター】とも呼ばれています。
スタイリング剤を髪に使うのは何故かと言うと
「髪の質感を変化させるため」です。
カンザキがアシスタントの時にはパーマスタイルにはムースが使われていましたが
その後はワックスに変わりました。
今はバームかスタイリングオイルを使っています。
ムースを使うと髪の質感が濡れ髪みたいになるので、ヘアカラーの色味が暗く見えるんですよね。
染めている明るさよりも暗く見えるんです。
ヘアカラーの比率が高くなってくると、髪色が暗く見えるムースよりも髪の明るさが変わらないワックスに変わっていったんです。
ワックスは髪が乾いた状態でも束感が残りますから。
そして最近はワックスのベタつきが苦手な人が増えたり、よりツヤ感を重視するようになってスタイリングオイルやバームへと変わっていたと思います。
最近のヘアスタイルはかなり毛先がスカスカになっているモノが多く、オイルやバームをつける前提でカットをされていると思います。
では、そんなスタイリング剤はヘナ染め後に必要かどうかなんですけど・・・
ヘナ染め後にスタイリング剤は必要なのか?というご質問
結論から言うと
お客さまの好きに使えば良いと思うんです。
ヘアスタイル的に使った方がカッコよく決まる場合もありますし
スタイリング剤を使わなくてもまとまる(決まる)ヘアスタイルもあります。
普段は髪を乾かしてブラシでといただけで
お出かけする時や大事な用事がある時にはスタイリング剤をつける
や
会社に行くときはスタイリング剤をつけるけどお休みの日はつけない
くせ毛があって広がりやすいからスタリング剤をつける
など
髪質、ヘアスタイル、ライフスタイルも人それぞれですから、スタイリング剤を使う理由は人それぞれでいいんです。
カンザキはできるだけスタイリング剤を使わなくてもまとまるスタイルを考えてカットしています。
特にヘナ染めした髪はまとまりが良くなりますからね。
どんな質感を求めるのか?
ヘアスタイルをどうしたいのか?
どう見せたいのか?
によってスタイリング剤を使ってもらえればいいわけで
ヘナ染めしているから「必要」か「必要でない」か
ではないと思っています。