ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然の100%植物のハナヘナ
頭皮に刺激がなく
ジアミンアレルギーがある方も
安心して白髪染めができます
繰り返すと
髪もキレイになっていきます
そんなハナヘナの白髪染めにかかせない
インディゴ
白髪染めをする場合
ナチュラルとインディゴの2種類のヘナを使います
まずナチュラルで染めると
白髪はオレンジにり
次にインディゴで染めると
グリーンからブラウンに色が変わる
天然ヘナの染まりは2回染めして
はじめて白髪がブラウンに染まるんです
今回はそんなハナヘナのインディゴの
検証をしたいと思います
今回の記事は一般の方には???な
内容だと思います
ただ僕が今よりももっとお客さまのために
できることはないのか?
喜んでもらえないか?と
考えた上での検証です
先日ハナヘナ プレミアムという
認定証を
ハナヘナの生みの親
岡本眞太郎さんからいただきました
その中で気になる部分があったんです
それはインディゴの染まり…
『インディゴは温度も大切だけど
アルカリよりの発色を好むため
水のPHをアルカリよりにすることが理想…』
この後の部分はちょっと秘密w
こんな内容を書かれていました
この部分は確かにハナヘナのことを調べているときに
僕も気になっていました
ですからこれは調べなくては‼︎
という思いに駆られての実験です
検証開始です
そんなわけで
3種類の水を用意します
①軟水(水道水)
②軟水2(PHを上げてアルカリよりにした軟水)
③硬水
この3種類の水で溶かしたインディゴに
白い毛束をつけて30分置きました
今回あえて水の違いで差がでるかを
みたかったので
放置時間は30分としました
流した結果がこちら
ちょっと薄いかな~という染まりです
ここからさらに
自然乾燥のまま3時間経過したのが
こちら
見事にインディゴが発色して
インディゴブルーに染まっています
こんな色の経過を見るだけでも
楽しくなりますよね
ここで思うのはやっぱり
「水にさらす」時間をとる
この工程がキレイにインディゴで染めるには
不可欠ですね
さらに濡らして時間を置く
この状態から
さらにしっかりと濡らして
自然乾燥し
24時間後にもう一度しっかりと濡らして
自然乾燥しました
イメージとしては
「美容院で染めたてから帰って
お風呂に入って1度濡らす
その次の日の夜にもう一度お風呂に入って
髪を濡らして
翌日の状態って感じです」
それがこちら
ここまでくると
しっかりと発色しているのがわかりますね
時間の経過とインディゴの発色です
↓
↓
しっかりと水にさらす時間を置いたのが
よかったのか色がかなり入りました
ただ・・・
思ったほどの
水の違いによる差がでなかった
じっくりと見れば
確かに軟水<軟水②<硬水
なんですが
これは美容師が見るからわかる差であり
一般のお客さまではほとんどわからないと
思います
今回の結果
今回の結果を
質問したところ
お忙しい中お返事をいただき
このような写真まで送ってただけました
これは衝撃でしたね
日本の水とインドの水では
これほど染まりに差があるんです
日本の水は軟水
インドの水は硬水
今回硬水は使ってみましたが
市販の硬水なので
岡本さんいわく
「市販の硬水は精製されているので
ミネラル分がインドの硬水とは違うんじゃないか」
ということでした
軟水と
アルカリよりにした軟水の差も
あまりなかったのは
実際に2つの水のPHを測れていないので
検証としては不十分かなと思っています
硬水はさきほど書いたとおりです
今回の検証のまとめ
今回の検証
僕は成功することはできなかったですが
ミネラルを多く含む水では
発色が違うこともわかりましたし
インディゴの発色に
アルカリが関係していることも
実感できました
ヘナの奥の深さに感心しつつ
ハナ ヘナという「もの」を
よく知ることで
使い方を理解し
よりお客さまを笑顔にできる!
また新たに調べてみたいことが
でてきました
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