ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
こんにちは〜カンザキです。
美容師になって壁にぶち当たると、一度は「辞めたい」って思うこと
あるんですよね〜
これはどんな職業も同じかもしれません。
でも、そんな状況からもう一度美容師をしてみようと思ってくれた人に
僕たちは何ができるのか？
これが大事です。
美容師をやめようと思っていました
現在、新しくアルシュで働いてもらっているアシスタントの「谷池さん」
谷池さんはアルシュで3店舗目となる就職です。
最初は大阪
次は地元の淡路島
そして今度はアルシュ
淡路の美容室をやめた時には「もう美容師はやめよう」と思ったんですって。
そして現在はメイクを勉強していて、「メイクさんになりたい」って夢を持っています。
そんな谷池さんが習っているメイクの先生からのご紹介でアルシュに面接に来たんです。
「メイクはしていきたい、けれど美容師としてきちんとスタイリストまでなりたい」と言う本人の希望もあったのでアルシュで預かることになりました。
美容師アシスタントやめるあるある
よくよく話を聞いてみると
最初の大阪の美容室では５年間働いて、その時にろくにレッスンを見てもらえなかった・・・
レッスンを見てもらえないままアシスタントをして５年が過ぎてしまった・・・
この時も美容師をやめようと思って地元の淡路に引っ越したけど、食べていかないといけない。
そこでまた美容室に就職するのですが
小さいお店でオーナーにはろくにレッスンも見てもらえないまま
いきなり「カットして」と言われ
Jrスタイリストとして働かされた・・・
よくわからないままお客さまの髪をカットする・・・
よくわかっていないのにカットをしているからお客さまに申し訳ない気持ちでいっぱいになる・・・
心に負担がかかってお店に行くのがイヤになって美容師自体がイヤになっていく・・・
ある日「ポキっ」と心が折れる・・・
こんな感じだったんですって。
ですからアルシュで働く時も
「アシスタントはがんばります！
でも
カットはしたくありません。カットは嫌いです」
とハッキリと言いました。
カンザキのアシスタント時代は
話がそれますが、カンザキのアシスタント時代なんかは
技術は見て盗め〜
聞いてきたら教えてやるぞ〜
でもまずやることがあるだろ〜
てな具合に
先輩やオーナーに教えてもらえること自体がむずかしかった時代です。
ですから、必死でレッスンして自分で考え解決していって
外部の講習会にも行きまくって
自分に投資しまくったものです。
僕は1日でも早くカットしたかったですからね〜
まぁ僕がこれが性格にあっていたんですけどね。
人から言われるのがキライなものでw
若い頃はめちゃめちゃ反発していましたから。
（若かったな〜）
でも、カットに入れるようになったら不安になって、１日の営業が終わったらその日にカットしたお客さまのヘアスタイルを夜に残ってもう一度切り直していましたよ。
（もちろん誰も見てくれません 闇中模索の日々です）
寝ていると「切れない」って焦って目が覚めることもよくありました。
かなりプレッシャーだったんでしょうね。
やっぱりプロとしてお金をいただきますからね。
谷池さんも、このあたりがプレッシャーだったのかもしれません。
昔は「見て盗め」でしたが、今の人たちは「手取り足取り教えて」いかないとダメなんです。
ちゃんと見守って教えてあげる。
こうした環境を整えないとイヤになるんですよ。
谷池さんはカットはしていましたが、
とにかく基本がわからない。
教えてもらっていない。
基本がわかっていないのにカットしていんだろうか？
こんな思いから
カットしてても不安に感じるんだと思うんです。
そりゃそうですよね。
そんな話を聞かせてもらったので
今はレッスンを開始しています！
まずは基本のベーシックスタイルを復習していっています。
ハサミの持ち方
コームの毛束への入れ方やとき方
カットするときの目線や姿勢
真っ直ぐに髪を切ることの重要性
などなど
カットの基本は地味〜ってつまんないですけど
これから先の何十年も続けていく美容師人生にとって、大切なことばかりです。
ベーシックができれば応用もして
モデルカットもしていきます。
でもね。
美容師には終わりがないんですね〜
お客さまの場合には
骨格も違えば
髪質も
髪の量も
髪の生え方も
毛ながれも
髪の悩みも
求めるヘアスタイルも
全てが違う
同じ人なんていないんです。
今は美容師として「やっと入り口に立った」って感じかな。
今から大変なことも多いですが
美容師としてこれからが楽しくなっていくんです。
途中でイヤにならないように
しっかりと見守りながら育ってもらおうと思います。
美容師って絶対に楽しい仕事ですからね♪
じゃあまた。
