ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
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デジタルパーマで失敗されて髪がチリチリ、パサパサになってしまった時にどうやって直すのか?その方法を書いてみます。
デジタルパーマで失敗された髪は直りません
デジタルパーマで失敗された時に直す方法。
この「直す」っていうのが中々難しいんですけど、正直言って
デジタルパーマの失敗は直せません。
言い切ってしまった。
そうなんです。
デジタルパーマで失敗された髪は直せないんです。
髪は死滅細胞で、一度傷んだ部分は元には戻らないんですよ。
直すことはできませんが、見た目をキレイに整えることはできます。
その時にするのが【縮毛矯正】なんです。
デジタルパーマで失敗した髪の中はもうグチャグチャになっています。
髪のタンパク質もどうなっているのやら、わかりません。
とても「直す」なんて無理。
でもせめて手ぐしが通るようにしたり、引っ掛かりをなくすためにするのが縮毛矯正なんです。
デジタルパーマの失敗には縮毛矯正をする理由
デジタルパーマの失敗になぜ縮毛矯正なのか?
なんですが
デジタルパーマは薬剤のパワーと「熱」でパーマをかけています。
デジタルパーマで失敗されたら、同じだけのパワーがないと修正できないんです。
つまり、薬剤のパワーと「熱」が必要なんですね。
この「熱」を入れるためには縮毛矯正のアイロンが必要になるんです。
色んなサイトを見ていると「シャンプー&トリートメントと流さないオイル系トリートメントでデジタルパーマの失敗を直す」なんて出てきますが、あんなのでは直りませんよ。
まぁ、見た目は誤魔化せるのかもしれませんが、どうでしょうね。
シャンプーやトリートメントは確かに大切ですが、それはデジタルパーマの失敗を直した後のヘアケアのためです。
決してデジタルパーマの失敗を直すために使うものではありません。
デジタルパーマの失敗を直した後が大事なんです
デジタルパーマの失敗を直すのに縮毛矯正をかけると
チリチリ&パサパサした髪はキレイになり、指通りも元に戻りますから勘違いする人が多いのですが
デジタルパーマの失敗を直した髪は、見た目以上に髪の中は傷んでいるんです!
縮毛矯正で修正するのは、あくまで見た目や手触りを良くしているだけですからね。
髪の中は傷んだままなんです。
なんなら、デジタルパーマで失敗した上から縮毛矯正をかけていますから、見た目ではわからないくらい髪は超傷んでいます。
ですから、その後のヘアケアが大切になります。
できれば、チリチリになっていた部分の髪をバッサリと切ることが一番キレイに直すことになるんですけどね。
それができないなら、デジタルパーマの失敗でチリチリになった毛先を縮毛矯正で修正したら、少しづつでも長さをカットしていってなくすことが大事なんです。
そうしないとデジタルパーマの失敗から直すことで、見た目はキレイになっている髪でも髪の中は大ダメージのままですから、髪が傷んでいることを忘れて毛先までヘアカラーを繰り返したり、デジタルパーマはやめて普通のパーマならいいだろうとかけたりしたら、一気にダメージが出てきてしまう場合があるんです。
もう一度言います。
デジタルパーマの失敗を直した髪は、見た目以上に髪の中は傷んでいるんです!
覚えておいてくださいね。
最後に
デジタルパーマの失敗を直す方法はありませんが
デジタルパーマで失敗した髪の見た目を整えることは縮毛矯正でできます。
ただし!
見た目がキレイになっているだけで、髪の中身は傷んだまま(もしくは縮毛矯正をすることでさらに傷んでいる)なので
できるだけカットして傷んだ部分を切り落とすことをおすすめします。
そして、毎日のヘアケアをしっかりとして
できるだけ髪への負担を減らした施術(例えばヘアカラーなら毛先まで塗らずにリタッチだけにするとか)を心がけてください。
デジタルパーマの失敗はとても悲しいことですが、修正して見た目を整えることはできます。
そして、その後のヘアケア次第で髪が本当の意味でキレイになっていくんです。