ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
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ヘアカラーを染めた後にシャンプー前に貯めたお湯で頭皮と髪をクチャクチャとマッサージされたことありますよね?あれが「乳化」という大事な施術なんです。
ヘアカラー後の「乳化」ってなに?
乳化とは本来混ざり合わない水と油を混ぜることをいい、カラーリングではお湯とカラー剤を混ぜることをいいます。シャンプーをする前にシャンプーボウルにお湯をためて、髪や頭皮についたヘアカラー剤とお湯を馴染ませるようにマッサージします。乳化するとカラー剤が柔らかいクリーム状に代わります。乳化することで頭皮についたカラー剤を洗い流しやすくします。特に白髪染めは濃い色を根元からしっかり塗布するため乳化が大切です。また、しっかりも見込むように乳化することで、カラー剤の塗布ムラがなくなり色がしっかり入り込み綺麗に仕上がります。
https://gurubi.ac.jp/glossary/details/nyuka.html#:~:text=%E4%B9%B3%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%89%A4%E3%81%8C,%E5%85%A5%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF%E7%B6%BA%E9%BA%97%E3%81%AB%E4%BB%95%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
乳化について、わかってもらいました?
「乳化」とは水と油を混ぜることなんです。
時間にして2分〜5分くらい。
たったこれだけの短い時間なんですが、ヘアカラーにはとても大切な時間なんです。
乳化の役割
頭皮に付着したヘアカラー剤を取りやすくする
ヘアカラーで頭皮に染まってしまった染料を落とすため
または、ヘアカラー直後で毛髪にある余分な染料を落としきるために「乳化」を行います。
特に白髪染めなどでは、根元から生えた白髪を染めるために頭皮からしっかりと塗布することが多いです。
白髪染めは染料が濃い処方されているので、地肌に付いたカラー剤はそのままシャンプーしても落ちにくいのです。
ですから、頭皮に付着したヘアカラー剤にお湯を足しながら混ぜてクリーム状にして軽くマッサージすることで地肌に残っているカラー剤がなじみ、染料が頭皮から落ちやすくなります。
たま〜に頭皮が染まっている人を見かけますが、その場合は乳化をしっかりとできていないのだと思います。
ヘアカラー剤の色を髪に馴染ませる
これはロングヘアの方がヘアカラーをした場合に大いに関係するのですが
ヘアカラー剤の塗布ムラや塗ったところと塗ってないところの境目を馴染ませたり
2色以上のヘアカラーを使った塗布を馴染ませたり
もみこむことで髪に色味がしっかりと入り
染まりムラを防ぎ、色味を濃くし、色持ちもよくすることができます。
最後に
ヘアカラー後のシャンプー前にする【乳化】
この【乳化】がとても大事なこと、わかってもらえましたか?
頭皮へのヘアカラー剤の残留を落とし
頭皮が染まることも防ぎ
ヘアカラーの色持ちもアップし、髪へのダメージも防げると言われています。
シャンプー前のたった2〜5分の作業が、ヘアカラーをする上でとても大事なんです。
*セルフカラーをされている方は【乳化】はせずにシャンプーをいきなりしている方が多いと思いますが、【乳化】はとても大事な作業です。
美容師がセルフカラーをオススメしない理由に、お家では乳化ができていないっていうのも理由の1つです。
ヘアカラー後に貯めたお湯で頭皮と髪をクチャクチャと揉み込まれたら
乳化してくれているんですね〜と思ってください。
ただし、ヘアカラーをしたからって絶対に乳化するわけではありません。
ハイトーンのカラーやハイライト、グラデーションカラーやインナーカラーなど特殊なデザインカラーをした後は、あえて乳化をしないこともあります。
ヘアカラーで必ずしも乳化をするわけではないでの、気になったら担当美容師さんに聞いてください。