ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
とても手軽なカラートリートメント。トリートメントでヘアカラー？白髪が染まるの？って思っている方は一度読んでください。
カラートリートメントってなに？
市販品でドラッグストアにたくさん並んでいる【カラートリートメント】
手軽にお風呂場でトリートメントしながら白髪も染まるという優れモノ。
そんな便利なモノが本当にあるの？って感じですが、一応そういうモノです。
カラートリートメントの成分は【塩基性染料】と【HC染料】の2種類が入っていることがほとんど。
裏面の成分を見ればすぐにわかりますよ。
カラートリートメントはこの２つの染料によって髪が染まる仕組みなんです。
カラートリートメントの成分について
カラートリートメントには、髪の表面に引っ付く【塩基性染料】と、髪の中に入って染まる【HC染料】の両方が入っています。
それぞれに特徴があって
塩基性染料について
塩基性染料は分子が大きいため髪の内側まで浸透しないで、髪の表面に付着してイオン結合することで色が染まります。
「＋」電化を帯びており、髪が「－」の電化を帯びている状態（phがアルカリに傾いている状態）ほどよく染まります。
つまり、傷んでいる髪ほど染まるってことです。
HC染料について
HC染料は分子が小さいためキューティクルを開く必要がなく、髪の内側に浸透して染めることが可能です。
ただし、すぐに流れて出て色落ちしやすいという特徴があります。
染まりはいいけれど色の種類が少ない【塩基性染料】
と
染まりは悪いけれど色の種類の多い【HC染料】
が混ざったものがカラートリートメントなんです。
どちらの成分も髪へのダメージはなく、頭皮についても刺激も少ない、アレルギーもほとんどないなどの安全性の高い染料です。
（頭皮に対する刺激は使われている色素によっては
ただし、色落ちも早いです。
カラートリートメントの特徴
基本的に傷んでいる髪ほどよく染まりますから、白髪があって健康毛の方が白髪を隠すために使っても中々染まらないってなると思うんですよね。
だって白髪はダメージ毛ではありませんから。
もちろんトリートメントですから、髪色を明るくする力はありませんよ。
そして先ほども書いた通り、色落ちが早い。
色のつき方がイオン結合ですから、それほど強く染まるわけではありません。
ですから色もちは悪いと思った方がいいですね。
カラートリートメントでしっかりと白髪を染めるなら
お家のお風呂場でカラートリートメントを使って染めようと考えるなら
毎日、もしくは最低でも週１回くらい使い続けて重ねて染めることで少しは濃く染まるかもしれませんね。
１回のカラートリートメントを髪につけて放置する時間は５分くらいは欲しいです。（できたら１０分）
それよりも、もっとしっかりと染めたいなら
- 髪が乾いた状態の間にたっぷりと塗る
- 放置時間を長く取る（３０分は置く）
- できたらラップをして乾かないようにして温める
これくらいしたら、さすがに染まると思いますが、これでは『手軽に白髪を染める』というコンセプトからは大きく外れますね。
なんといっても手間です！
最後に
お風呂で手軽に白髪を染めれる？【カラートリートメント】
白髪を染めるというよりは、白髪を誤魔化せる？くらいに思って使うのがいいかもしれません。
使われている染料は刺激の少ないものですから、安全性は高いと思います。
試しに使ってみるのはいいと思いますよ。
あまり染まらないと思いますけれど・・・
じゃあまた。
