ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
キレイに染まったヘアカラー。でもすぐに色味が抜けてしまうのが悩み。そんな色落ちの原因を説明します。
ヘアカラーがすぐに色落ちすのは髪のダメージが原因
ヘアカラーが色落ちする一番の原因が
【髪がダメージしている】です。
ダメージしている髪のキューティクルは開いています。
ヘアカラーは髪の内部に染料が浸透し染まるので、キューティクルが開いていると髪の内部に定着できずに流れ出てしまうんです。
キューティクルはアルカリに傾くと開き、酸性に傾くと閉じます。
ヘアカラーは元々アルカリ性なのでキューティクルは開いてしまうんですけど、同じアルカリ性のパーマや縮毛矯正などでも開きます。
石鹸シャンプーもアルカリ性ですし、アルカリ温泉のお湯でもキューティクルは開いてしまいます。
また、毛先などがハイダメージ状態になっているとキューティクル自体が少なくなってしまい色落ちが早くなります。
ブリーチをしている髪はキューティクルが欠損しているので、色味がすぐに抜け落ちるのはそのためです。
明るく染めていた髪を暗い色味に染めても、すぐに退色して色味が抜けるのはキューティクルが欠損(または開いて)しているため色味が定着してくれないからなんです。
市販のシャンプー
市販のシャンプーに使われてる界面活性剤は洗浄力の強いシャンプーが多くあります。
ヘアカラー後キューティクルは開いたままの状態になっているので
洗浄力の強いシャンプーで毎日髪を洗うとヘアカラーは髪の中からどんどん抜け出てしまい、すぐに退色をしてしまいます。
髪を洗う時の温度も注意が必要です。
熱いお湯で流すと髪に染まった染料が流れ出やすくなるのでNGです。
シャワーの温度はぬるめの温度にしてください。
また、お風呂上がりなどに髪が濡れたままにしておくのもダメです。
髪が濡れている時はキューティクルが開いていますから、すぐに髪をドライヤーで乾かしましょう。
スタイリングにアイロンを使っている場合も気をつけてください。
髪はアイロンの高温にも弱いので、毎日ストレートアイロンやカールアイロンを使っているとキューティクルが傷みヘアカラーの退色が早くなります。
紫外線に気をつける
紫外線は夏だけでなく、春から強くなります。
紫外線は、髪と頭皮に悪影響を与えます。
メラニン色素を破壊し、髪の成長にも悪影響を与え
ヘアカラーの退色を早めます。
日頃から外に出ることが多い方やスポーツを野外でしている方、海へよく行く方などは特に気をつけてください。
日傘や帽子、UVカットスプレーなどもありますから、ヘアカラーの持ちを考えるなら気をつけて生活をしましょう。
最後に
ヘアカラーの退色が気になるなら、日頃からちょっとしたことに気をつけて生活してみてください。
毎日の積み重ねが美しい髪のキープに繋がります。
1年に数回来る美容室と、それ以外の毎日の生活習慣も気をつけることで美しい髪はキープできるんですよ。