ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
白髪染めって暗くなるって思っている人も多いと思いますが、こんなやり方をすれば明るい白髪染めもできるんです。
ハイトーンの髪にハイライトで白髪ぼかしして明るい白髪染め
初めてましてのご新規さま。
暗い髪色が好きじゃなくて、明るく染められています。
ただ白髪が伸びてきた時に気になる・・・
伸びてきた白髪が目立たない方法はないですか？
そんなご相談でした。
それならば！
『ハイライトを使った白髪ぼかし』が有効です。
ハイライトをした髪は陰影がつき、動きが出て、柔らかさも出るんですよ。
今回のご新規さまにも根元でできるだけ明るい白髪染めをして、ハイライトで「白髪ぼかし」をさせていただきました。
そんなハイライトがなぜ白髪ぼかしに有効なのかというと
こういうことなんです。
なぜ白髪ぼかしにはハイライトなのか？
「白髪が目立つのはなぜか？」ここを考えれば簡単なことです。
白髪が目立つのは、地毛（黒い髪）と白髪（白い髪）のコントラストの差が大きいからなんです。
【黒】は色の中で最も暗い色。
【白】は色の中で最も明るい色。
この2つが混ざれば、白が目立つのは当然ですよね。
ですから白髪を目立たなくさせるなら
黒（地毛）をどれだけ白（白髪）に近づけるか？が重要になってきます。
黒髪を白髪に明るさで近づけるにはブリーチって方法があります。
ブリーチって、髪のメラニン色素を脱色（破壊）して髪色を明るくする方法ですよね。
ブリーチした髪って「金髪」で、限りなく白に近い明るさになっていると思いませんか？
要は黒髪をブリーチして金髪にしてしまえば、白髪が生えてきても全く目立たないんです。
でもここで大きな問題が。
ブリーチの問題点
ブリーチした髪はすっごく傷みます！
超ダメージ毛になってしまいます。
メラニン色素を破壊するわけですからね。
壊したモノは２度と元には戻りません。
そんなブリーチを髪全体にしたら・・・
考えただけでも怖いですよね。
ブリーチ後のプリン問題
もう１つ問題なのは
金髪が傷まないとしても全体を金髪にしたら確かに白髪は目立ちませんが、今度は生えてきた地毛（黒髪）が目立ちます。
根元だけが黒くなってしまうからです。
白髪も生えてきたら、毛先は金髪、根元は黒髪＆白髪が混ざっている
よくわからない髪色になってしまうんです。
（白と黒と金なんて、まるで三毛猫みたいですよね）
この２つから髪全体を金髪にすることは絶対にNGだと思うんです。
ハイライトした髪はどうなるの？
そこで出てくるのが、【ハイライト】って技術です。
【ハイライト】は髪を細くスジ状にとって、そのスジ状の部分だけを明るく（暗くもできる）する技術です。
これなら髪全体を明るく染めるよりも髪へのダメージは圧倒的に少ないです。
（ブリーチで明るくするよりも圧倒的にダメージは少ない）
そして、伸びてきた地毛との境目も目立ちませんから、『根元プリン』なんてなりません。
もう１つ、ハイライトで明るいスジ状にとった髪が白髪と馴染みますから、白髪が目立ちにくくなるんですよ！
これが「白髪ぼかし」と言われるんです。
白髪と細くスジ状にとった金髪が馴染むことで白髪が目立ちにくくなり、白髪を「ぼかす」ことができるんです。
白髪を目立ちにくくぼかしたいなら、髪全体を明るくしなくてもハイライトでスジ状に明るい髪を作ればいいってことなんです。
まとめると
伸びてきて目立つ白髪を目立たなくぼかすには「ハイライト」が効果的です。
ハイライトはスジ状に明るい髪を作るので髪のダメージも少なく、白髪と明るい髪が馴染みますから伸びてきた白髪を「ぼかす」効果があります。
また、根元が伸びてきてもハッキリと境目ができないので、気になりにくいです。
白髪ぼかしをしたいなら
ハイライトがおすすめですよ〜
