ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ハイライトって聞いたら、昔の「メッシュ」を思い出す人も多いと思います。ブリーチで髪色を抜いてイエロー(ゴールド)にするあれです。でも「ハイライト」っ金髪ぐらい明るくするだけのモノではないんです。ハイライトで自然な明るさのヘアカラーもできるんですよ。
ヘアカラーは染めた時よりも後日の方が髪は明るくなる
最近ヘアカラーをしてなくて
地毛でいても
気分を変えるために少し髪色を明るくしたい!って時、ありますよね〜
この時に問題なのが
「少し髪色を明るくしたい」ってこと。
ヘアカラーをすると、必ず染めた時よりも時間が経つと髪色は明るくなります。
これはヘアカラーは「退色」をするから。
ヘアカラーの染まりを知っています?
例えば、ご希望の髪色の仕上がりがLv8だとします。
そうすると、ヘアカラーは一度Lv9くらいに明るく髪を脱色します。
そして、そこから色味(染料)が髪に入ることで明るさが落ちて、Lv8くらいの髪色に仕上がるってわけです。
ですから
ヘアカラーをした後、時間が経てば退色して色味が抜け落ちます。
そうすると残るのは明るい髪だけになるんです。
アッシュ系に髪を染めても、日にちが経てばオレンジの髪色になったりしますよね。
あの状態です。
退色すると根元は地毛が生えてきて暗く
中間から毛先は退色で明るい髪色になって、プリン状態になるんです。
少し髪色を明るくしたいって時には、ヘアカラーの退色のことも考えないといけないんです。
それに「髪のダメージも」です。
髪を染めれば100%髪はダメージします。
そのダメージをできるだけ抑えつつ
少し明るい髪色にして
ヘアカラーが退色しても根元がプリン状態にならない
そんなヘアカラーをする時に
『ハイライト』はとても有効な技術なんです。
ハイライトで使う薬剤さえ間違わなければ、金髪メッシュにはなりませんからね。
明る過ぎない『ナチュラル ハイライト』で自然な髪色で見た目を柔らかく
では、実際に「ハイライト」をした髪色を見てみましょう。
使った薬剤は、Lv7.5くらいの明るさに調節したヘアカラー剤です。
撮影した光の加減で明るく見えますが、肉眼で見たら自然な明るさですよ。
元々の地毛も髪が細い方だったので少し明るかったですが、そこにハイライトが入ってより明るさが出ました。
太めのハイライトを入れることで、地毛とのコントラストがしっかりと出て陰影が生まれていますね。
よりナチュラルに仕上げるならハイライトは細くとり、少し主張してもらうようにするなら太めにハイライトを取ります。
ハイライトで染まっていますから、根元の髪が伸びてきてもプリン状態にはなりませんよ。
染めている部分もハイライトをした部分だけなので、髪のダメージもかなり抑えられています。
久しぶりにヘアカラーで染めたくて
少し髪色を明るくして
髪のダメージを抑えたいのなら
『ナチュラル ハイライト』がおすすめですよ。