ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
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ジアミンアレルギーに困った人が白髪を染めるのにオススメな「ノンジアミンカラー」 その「ノンジアミンカラー」のメリット＆デメリットを説明します。
「ジアミン」ってなに？
ヘアカラーで染めているとジアミンアレルギーになる人がいます。
頭皮が弱い方の中には元々がジアミンアレルギーだったりもしますよね。
この「ジアミン」とはヘアカラー剤に含まれている「染料」の成分です。
ヘアカラーと言われるものには必ず染料が入っていて、この染料のおかげで髪色が自由自在にできるんです。
「白髪染め」も「おしゃれ染め（ファッションカラー）」にも染料は使われています。
ですから、ジアミンアレルギーが発症したらヘアカラーは２度とできなくなってしまいます。
ジアミンとは、ヘアカラー剤に含まれる酸化染料の一種で、パラフェニレンジアミン（PPD）などを略して呼ぶ俗称です。黒やブラウンなどの濃い色味を出すために使用されており、発色や色持ちが良いことから幅広く使われています。
ジアミンは、ヘアカラーリングを行うことでアレルギーを起こすことがあり、かゆみ、痛み、発疹、腫れなどの皮膚症状を引き起こす可能性があります。このアレルギーを「ジアミンアレルギー」と呼び、美容業界では「酸化染料」が原因で起こるアレルギー性接触皮膚炎を指します。
ジアミンが頭皮に残留すると痒みやかぶれを引き起こすことがあるので、一時的な刺激程度なら問題ありませんが、痒みが止まらなかったり頭皮に明らかな異常が続くときは皮膚科を受診しましょう。
また、ジアミンが蓄積すると活性酸素を発生させ、健康な細胞まで攻撃してしまいます。その結果、毛根の細胞たちが機能しなくなり、白髪や細毛、抜け毛の原因となってしまいます。
ノンジアミンカラーってなに？
『ノンジアミンカラー』とは文字通りジアミンが入っていないカラー剤のこと。
つまり酸化染料を使っていないヘアカラー剤です。
代表的なのは
- ヘアマニキュア
- 天然100％ヘナ
この２つ。
ここに最近は『ノンジアミンカラー』が増えたんです。
ノンジアミンカラーの染料は酸化染料を使わない代わりに
塩基性染料
と
HC染料
という2種類の染料を使っていることが多いです。
わかりやすいところだと「カラートリートメント」にも使われている成分です。
お家でトリートメントするたびに髪が染まると言われているあの「カラートリートメント」です。
使った人はわかりますが、繰り返し使わなければ染まらないし、薄くしか色味は入らないです。
自分でお風呂場で髪を染めれるくらい安全ですけど、酸化染料が使われていない分、染まりが悪いのは仕方がないことなんですよ。
ノンジアミンカラーのデメリット
ノンジアミンカラーの「ヘアマニキュア」や「天然100％ヘナ」にはメリットもありますが
デメリットももちろんあります。
ヘアマニキュア（酸性染料）の場合は
- 根元から染めることができない
- 頭皮につきやすく、ついたら取れにくい
天然100％ヘナの場合は
- 髪色がオレンジに偏りやすい
- 施術時間が長くなってしまう
- 植物アレルギーがあったら染めれない
こういったデメリットがあります。
＊メリットももちろんたくさんありますよ。
そこで第３のノンジアミンカラーです。
ノンジアミンカラーの場合
- 頭皮から塗布できますから根元からしっかりと染めることができます。
- 色味もブラウンに染めることができます。
比較したらこの２つに関してはメリットと言えると思います。
もちろんジアミンは入っていません。
ただ・・・
良いことばかりではなくデメリットもあります。
デメリットは
- 色味が濃く、染めると最初は全体に暗くなる
＊これは時間の経過で退色すると明るくなっていきます - 髪色を明るく染めることはできません
- 染め始めは短期間に繰り返し染めてもらう必要がある
（白髪を染める場合） - 市販のシャンプーのような洗浄力の高いシャンプーでは退色が早くなる
- シリコンが入っているシャンプー・トリートメントを使用している場合は色味が入りにくく染まりが悪くなる
です。
ノンジアミンカラーの場合は、染料の濃さで白髪（髪）を染めますから
どうしても色味が濃いため、染め始めは髪色が暗く感じるかもしれません。
かといって
薄く（明るく）染めてしまえば、色味の持ちが悪くなってしまいます。
洗浄力の高いシャンプーで洗っても色持ちは悪くなります。
これはノンジアミンで染めるため仕方がないことだと思ってください。
そして、ノンジアミンカラーでは髪色を明るくすることもできません。
髪色を明るくするためにはジアミンの入っていないカラー剤の【ライトナー】や【ブリーチ】などと併用する必要があります。
ただし、【ブリーチ】は髪のダメージが大きいため、できるだけ避ける方が良いと思います。
こうしたデメリットがあるのは事実ですが
ジアミンアレルギーでも白髪が染めれる（カラーができる）
髪と頭皮にダメージ０で染めることができる
この２つが最大のメリットだと思っています。
ノンジアミンカラーの興味がありましたら
ご相談してください。
ARCHEで使っているノンジアミンカラーは『ナチュラル米カラー』です。
