ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
縮毛矯正の失敗でよく起こること。それは顔回りの髪がチリチリになってしまった・・・これが女性の縮毛矯正でよく聞くことです。
縮毛矯正で顔周りの髪がチリチリになったので困りました
顔周りの髪が縮毛矯正をすると何故チリチリになりやすいのか?
その原因は
- 髪周りの髪は細く弱い髪が多いから
- 髪周りの髪は傷んだ状態の髪が多いから
- 美容師が顔周りの髪にも後ろと同じ強さの薬剤を使うから
大きく考えるとこの3点があります。
1・髪周りの髪は細く弱い髪が多いから
女性の顔周りの髪は細くうぶ毛も多いです。
とても柔らかく繊細で弱い髪ですから、縮毛矯正の薬剤の強さに負けてしまうこともあります。
とてもデリケートな部分ですから時間や薬剤の塗布量によっても髪のダメージが一気に進行してしまいチリチリになることがあります。
2・髪周りの髪は傷んだ状態の髪が多いから
髪周りの髪は普段の髪を乾かしたり、ブローやブラッシングなどで
ダメージが蓄積していることが多いです。
顔周りは普段からよく触れるところなので、傷みやすくなっていることが多いです。
3・美容師が顔周りの髪にも後ろと同じ強さの薬剤を使うから
この理由が顔周りの髪がチリチリになる一番ありえる最悪なことなんですが
美容師側が薬剤の選定を間違えている
もしくは
後ろで使った薬剤と同じ薬剤で顔周りも塗布している場合です。
これははっきりと言って
人災です。
美容師側の失敗です。
最初に書いた2つの通り
顔周りの髪は弱くて
元々傷んでいる状態ですから
縮毛矯正の薬剤にも負けることが多いんです。
逆に後ろの髪はしっかりとしていて、くせも強くて傷みの少ない場合が多いです。
ですから後ろの髪ほど強い薬剤を使います。
(特に内側などはくせも強い場合が多いので強い薬剤を使うんです)
そんな強い薬剤を顔周りの弱い髪に使ったらどうあるのか?
もうわかりますよね?
顔周りの髪に強い薬剤を塗布したらどうなるのか?
顔周りの髪に強い薬剤を塗布した瞬間に髪はヘナヘナになって(過剰に軟化し過ぎる)
ゴムみたいにビヨーンて伸びたりします・・・
そうなったら薬剤を流した後、アイロンをする前に乾かそうとすると
チリチリになっててもう終わりです・・・
一度チリチリになった髪は【切る】か【修正矯正】をしないとチリチリはなくなりません。
【修正矯正】をしても見た目が収まるだけで髪は傷んだままですから
チリチリした部分は【切る】ことをオススメします。
最後に
女性の縮毛矯正で顔周りの髪がチリチリになる失敗はよく起こります。
僕のところにも「前回の縮毛矯正で顔周りの髪がチリチリになって困った」というお客さまが来られます。
縮毛矯正で女性の顔周りほど気をつけなければいけないところはありませんん。
僕も縮毛矯正する時は毎回慎重に顔周りの髪の状態を見て、薬剤を選定し、アイロンをします。
縮毛矯正はただくせを伸ばすだけでなく
お客さまが毎日を笑顔でストレスなく過ごすためのモノですから
失敗だけは絶対にしてはいけないですよね。