縮毛矯正は必ず全体をかけないといけない？

くせ毛の悩みに
効果的な施術の縮毛矯正。

くせ毛を伸ばして
真っ直ぐにして
サラサラと落ち着く髪にしてくれます。

雨の日も髪は広がらなくなり
前髪のくせもなくなって
毛先がハネないから

嬉しい〜となりますよね。

でもそんな縮毛矯正は

毎回全体をかけなければいけないのでしょうか？

縮毛矯正は毎回全体をかけなければいけない？

これは間違いですよね。

例えば前髪。

前髪だけ！でも縮毛矯正はできます。

前髪と顔周りのくせ毛をなんとかしたい！
こんなことも当然可能です。

美容室のメニューには

【ポイント矯正】というメニューもあったりしますから

前髪のくせ毛が気になる方は

一度はされたことがあると思います。

では

その他の部分ではどうなんでしょう？

前髪以外の部分矯正はできるか？

これは結論から言うと

できます！

美容室によってはどうかわかりませんが

僕はします。

くせ毛って部分的に
強く出ているところがあります。

良くあるのが

後頭部の内側部分。

この部分以外はそれほど気にならないくせ毛だったり

人によっては真っ直ぐだったりします。

だったら
その気になる内側部分だけを縮毛矯正すればいいこと。

でもそれを知らない一般の方は

『全部をしないといけない』
と思っていたりしたりするんです。

全体の縮毛矯正を繰り返せば

必ず髪は傷んできますから

オススメできません！

できるなら
必要なところだけを縮毛矯正する。

これが1番髪を傷めない方法なんです。

部分縮毛矯正とはこんな感じです

いつもご来店いただくお客さま。

今日はご相談で来られました。

そうなんです。

せっかく縮毛矯正をかけても

毎日１つに髪をくくっているのなら
あまり意味がないんです。

特にこちらのお客さまの場合は

少し前に前髪も
頭頂部の表面も縮毛矯正をされましたから

見た目はそれほど
くせが出ているようには見えません。

内側だけがくせが強く出ているんです。

そして暑いから
毎日髪を１つにくくっているので

なおさら
縮毛矯正しなくてもいいかな〜と思いました。

これは髪の状態を見ての判断です。

やはり今の髪を状態を見て

どこが気になるのかを見てみないと

わからないこともありますからね。

そういう訳で

縮毛矯正をするのはこの部分に決めました。

髪を１つくくりにした時に

見える部分です。

ポニーテールにした時に
この部分の髪は表面に出てきて見えてしまいます。

ですから
この部分のくせがなくなったら
見た目もそれほど気にならなくなるんです。

部分縮毛矯正したあとは

髪のえり足部分の見えるところを

耳後ろから丸くとって
縮毛矯正した仕上がりです。

キレイにくせ毛はなくなりました。

これで１つにくくっても
もう気になりませんね♪

ちなみに縮毛矯正をする前はこんなくせ毛でした。

髪は細く柔らかい
かなりきつ目のくせ毛です。

毛先は以前にした縮毛矯正が残っている部分です。

もう前回から
1年は全体の縮毛矯正をしていません。

髪が細くて傷みやすく
あまり伸びないので
カットもほとんどしていません。

だからこそ

縮毛矯正を頻繁にはしたくないんです。

僕が初めて担当させていただいた時は

毛先がかなりチリチリになっていて

その修正からでした。

以前は頻繁に毛先までの
全体の縮毛矯正を繰り返していたんだと思います。

お客さまと話してても

そんなことないんですよ。

気になる部分をなんとかするのが
美容室の施術ですからね。

そのために僕たち美容師は技術を学んでいるんです。

まとめ

くせ毛が気になったら

毎回全体を縮毛矯正！

しなくてもいいんです。

毎回毛先まで縮毛矯正を繰り返せば

必ず髪は傷みます。

根元だけのリタッチ矯正。

前髪だけのポイント矯正。

毛先だけする場合もあります。

普段の生活の中で

気になる部分の【くせ毛】をなくすこと。

そうすることで

髪の悩みから少しでも解放されて

毎日が楽しく過ごせる。

これが1番大切ですからね。

部分縮毛矯正はオススメですよ！