ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
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毎日暑い日が続きますね〜 今日からお盆休みの人も多いはず。今年のお盆は台風が直撃!なんてNEWSでやっていますが、関西は無事なんでしょうか?そんな夏には行くかもしれない海とプールに関するお話です。
海やプールで髪が傷む原因を知っていますか?
以前は夏は必ず行っていた海やプール。
あの暑さが懐かしいです。
そんな海やプールで髪が傷む原因って知っていますか?
具体的に書くとこの3つ。
- 紫外線
- 海水の塩分
- プールの塩素
これなんですよ〜
特に紫外線は要注意なんです!
紫外線による髪のダメージ
紫外線は日焼けの元だ!と言うことはご存知ですよね。
あとは皮膚の弾力を失ったり
たるみ・シミ・そばかすの原因だったり
髪の色素やタンパク質を壊したりします。
ヘアカラーをされている人は、髪のメラニンも少ないですから
より紫外線の影響を受けやすいです。
夏の海やプールは日陰がありませんから、日差しをモロに浴びるので紫外線からは逃れられないんですよね。
塩分による髪のダメージ
![](https://hidetoshikanzaki.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_3403-1024x682.jpg)
海には塩分が含まれています。
海水を飲むとしょっぱいのはそのせいですよね。
そんな塩分が含まれている海水に浸って髪が濡れたままになると
髪の成分であるタンパク質や水分が海水の塩分による浸透圧で押し出されてしまうんです。
これが海水による直接的なダメージになります。
さらに
海水のphはアルカリ性でph8.2〜8.7ほどあります。
これは美容室で扱っているパーマ液、ヘアカラー剤などと同じくらいのパワーです。
そんなアルカリ性の水に濡れたままになると
ヘアカラーは色落ちして抜けてしまい
パーマはだれて取れやすくなります。
そんなダメージした状態の髪に紫外線が容赦無く降り注ぎ
さらに髪のダメージを加速させるんです。
塩素による髪のダメージ
![](https://hidetoshikanzaki.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_3404-1024x768.jpg)
プールでは殺菌のために「塩素」が使われています。
塩素は漂白、殺菌に使われるモノです。
プールでは薄めているとはいえ、長い時間髪が塩素で濡れたままだと、やはり影響を受けてしまいます。
塩素はタンパク質に付着しやすく髪につきやすいもので
紫外線に当たることで塩素の漂白効果がさらに促進されることになります。
ここでも髪の色落ちやダメージの加速につながるんです。
最後に
海、プールで髪の毛が傷む原因、わかっていただきましたか?
一番ダメなのは【紫外線】です。
そこに海なら塩分
プールなら塩素が加わって
髪のダメージが加速します。
一度傷んでしまった髪はカットしない限り元には(健康な状態には)戻りませんので
夏に海やプールに行かれる方は十分に気をつけてください。
ちなみに
海やプールを上がる時にできる髪のダメージケアは
トリートメントではありませんよ。
シャンプーです!
トリートメントをするよりも
しっかりと髪をシャワーのお湯で流して、塩分、塩素を髪の中から抜いて
シャンプーをして余分に髪に付着している成分を落とす。
これが大事です。
その後で、毛先に少しトリートメントをつけてもらえればと思います。
海やプールに行かれる時は【シャンプー】を忘れずに持っていってくださいね。