ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
秋になると「抜け毛が増えた」と相談されるお客さまが増えます。この時期は夏の紫外線や皮脂などで抜け毛が増える時期だと思います。でも・・・こんな場合は要注意です。
秋は抜け毛が増えるのは何故?
動物の場合、夏毛から冬毛に変わる際に一度抜け変わることがあり
(うちの猫もすごいです)
人間にも少なからずその習性が残っているためと言われています。
そしてそれに加え、夏に受けたダメージが原因となり、抜け毛へとつながります。
夏は強い紫外線を浴びることが多く、汗で蒸れやすかったり、また、冷房によって血流が悪くなったりします。
季節の変わり目で、体力の低下や疲労、精神的なストレスなども重なり、さまざななダメージを受けることで、抜け毛が起きやすい状態になっているのです。
抜けた髪の根元にあるゼリー状の物質の正体
女性の髪の寿命は3〜6年。
この期間は成長し続け(伸び続け)やがて休止期、脱毛期へと移行し自然に抜け、また新しい髪が生えてきます。
この循環が「ヘアサイクル」です。
1日に100本程度は脱毛するのが普通です。
(秋はもう少し多くなります)
でも、このヘアサイクルが乱れてくると、せっかく新しく生えてきた髪がすぐに抜け落ちたり
成長しきらずに細い髪のままだったりします。
こうなると全体の髪の量も減ったように感じたり、実際に薄毛になったりするんです。
ではなぜ髪が抜けるのか?
なんですけど、抜けた髪の根元にゼリー状の物質がついているのを見たことありませんか?
あのゼリー状の物資が「内毛根鞘(ないもうこんしょう)」と言います。
毛根鞘とは毛根を取り囲むように存在する組織で、髪を頭皮につなぎとめる役割を担っています。
この内毛根鞘が少なくなると髪の頭皮につなぎとめる力が弱くなり、未熟で抜けやすい髪になります。
毛根鞘は髪の毛と一緒に取れても問題ないのですが
毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合は、AGAの発症により十分に成長しないまま抜けている可能性があるため注意が必要です。
抜け毛には毛根鞘がついているのが普通で
毛根鞘のない抜け毛が目立つ場合はAGAの恐れがあります。
毛根鞘のない髪は十分に成長しないで抜けている可能性があるんです。
毛根鞘のない抜け毛が数本程度なら気にするほどでもないのですが、ほとんどの抜け毛の根元にゼリー状の毛根鞘がついてないのならそれは危険信号です。
まとめると
内毛根鞘が少ないと、髪のグリップ力が弱まり未熟で抜けやすい髪になります。
抜け毛に毛根鞘がついているのは普通のことで
毛根鞘がない抜け毛が増えると、それは危険信号です。
抜けにくい髪を作るためにも毛根鞘を増やし、髪のグリップ力を高めることが大切なんです。