ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
毎晩、お風呂上がりに髪を乾かしていると思いますが、何気な〜く乾かしているから、これであってるの?って思いませんか?そんな髪の正しい乾かし方を知ってください。
髪の自然乾燥はダメ!
夏場は特に多くなりますが、濡れた髪の自然乾燥はダメです!
冬はお部屋を暖房をしているからと自然乾燥する人がいますが、もちろんダメです!
お風呂上がりの髪はしっかりと濡れています。
髪は水分を含むと、膨張して、結合が弱くなっています。
キューティクルも開いていますしね。
そんな状態の髪は外的要因の刺激を受けやすくなっていますので、とても傷みやすいんです。
髪が濡れている場合や、お風呂上がりは早くしっかりと乾かしましょう。
髪は毛先から乾かしてはダメ
髪を乾かす場合、必ず根元から乾かしましょう。
たま〜に毛先を一生懸命に乾かす人もいますが、それはダメです。
毛先は生えてから何年も経っているダメージ毛。
髪の中身も減っているので乾きやすいんです。
もし、毛先がいつまで経っても乾かないって人がいたら
それは・・・
超ダメージ毛です。
毛先をカットすることをオススメします。
普通毛先はすぐに乾きます。
逆に根元は生えたばかりの超健康毛。
ダメージ『0』です。
ですから
最初髪を乾かす時は、まず根元をしっかりと乾かし、その後で毛先を乾かす。
根元が7〜8割乾いたら、毛先を乾かしましょう。
ドライヤーの風を下から当て続けるのはダメ!
僕たち美容師が髪を乾かす時に、ネープ(えり足)部分から下から上に向かってドライヤーの風を当てていると思います。
特にネープからバックは。
これは内側の根元の髪をしっかりと乾かすと共に、根元の立ち上がりをつけるためです。
髪は根元が立ち上がると、自然に毛先は内巻きに収まろうしてくれます。
毛先をハネさせないためには、根元の乾かし方が大事なんです。
サイドの髪も同じですよ。
でもこれは最初の7〜8割髪が乾くまでの話。
根元の髪がある程度乾いたら、ドライヤーの風を上から当ててください。
できたら髪に対して斜め45度くらいの角度で。
これだけで髪のまとまりが変わってきます。
キューティクルって根元から毛先に向かってうろこ状に重なっています。
下からドライヤーの風を当てるとこのうろこ状のキューティクルはめくれ上がってしまいます。
そうするとツヤはなくなり、キューティクルは開き、パサパサの状態で乾いてしまいまとまりの悪い髪になってしまうんです。
最後は冷風で締める
ドライヤーを当て続けると、髪は熱で膨張しています。
そんな熱を持っている髪に冷風を当てることで「キュッ」と締めるんです。
冷えるとキューティクルがしっかりと閉じます。
そのためのドライヤーの「冷風」機能。
髪って温めて冷やすと形が固まりますよね。
ホットカーラーを思い出してください。
熱いカーラーを髪に巻いて放置し、時間を置いてから外したら「クル」って髪が丸まく固まっていませんか?
あれと同じこと。
真っ直ぐ綺麗に髪を伸ばしたいなら、まずは熱を当てて伸ばしてその後に真っ直ぐな状態で冷やす。
これでだけで、しっかりとツヤのあるストレートヘアになれるんです。
ドライヤーで髪を乾かしたら、最後は「冷風」
しっかりしてください。
汗乾きで終わるのはダメ!
最後に、ドライヤーで乾かしていると途中で腕が疲れたり
眠くなったり
諦めて
「もうイイや」って半乾きでやめてしまう人もいますが・・・
これはNG!
髪は最後までしっかりと乾かしてください。
半乾きで終わると、キューティクルは閉まりきってなく開いています。
そんな髪で寝てしまうと枕やシーツで髪は擦れてキューティクルが剥がれたりして、枝毛・切れ毛の原因になります。
また寝癖もつきやすくなり、翌日の朝の髪のお手入れが大変になります。
そして!
半乾きで終わるってことは、頭皮も濡れたままかもしれません。
頭皮が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
雑菌が繁殖すると
頭皮が匂う・・・
なんか臭い・・・
こんなことになり
あなたの枕が臭いのはもしかしたら、加齢臭だけでなく頭皮が濡れたまま寝ているから!かもしれません。
こんなことにならないためにも半乾きで終わるのはやめましょう。
最後に
「してはいけない髪の乾かし方」を説明しましたが
いかがでしたか?
1つでも思い当たることがあるなら、変えてみてください。
それだけでも髪のまとまりが変わってきますよ。
綺麗な髪を目指すなら、まずは【正しい髪の乾かし方を知る】ことです。
あとは毎日実行するのみです。