ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
髪はダメージを受けたり、年齢を重ねると変わっていきます。よく「昔は真っ直ぐでしっかりとした髪だったんです。」と聞きますが、髪は少しづつ変わっていくんです。
ヘアカラーをやり続けると髪が細くなる
よくヘアカラーをやり続けると
髪が細くなる
って言いますよね。
これはある意味正解です。
年齢と共に髪が細くなるのは
老化ですから仕方がないこととして
ヘアカラーで染めることで
髪は必ず傷みます。
傷まないヘアカラーなんてありませんから。
染めることで髪の中身が少しずつですが
減っていきます。
これは髪の成分である
タンパク質が
ヘアカラーをすることでキューティクルが損傷して開いてしまい
そこから流出するからです。
減っていくことで
髪の中がスカスカになっていく・・・
つまり
『髪が細くなる』ってことです。
昔はハリがあってしっかりとした髪だったのが
だんだん弱く柔らかい髪になるのはこの原因です。
もちろん
ヘアカラー以外にも年齢と共に
自然に髪の中身が減っていきます。
ヘアカラーを続けるということは
その減りを自分で早くしている
ということです。
毛先までのヘアカラーがなぜいけないのか?
毛先までのヘアカラーを毎回される方もいますよね。
毛先の色味が退色してしまい
明るくなったから
色味を入れるためにヘアカラーを毛先までする。
確かに明るくなり過ぎた毛先は
光の加減で傷んでいるようにも見えますし
第一にあまりキレイではない・・・
毛先までヘアカラーをすれば
色味も補充されますし
ヘアカラーに入っているコーティングする成分のおかげで
その時は見た目もキレイになり
収まりもよくなります。
でも
髪は傷んでいきます。
あなたの毛先は何年前の髪?
根元に比べれば
毛先の髪は何日前の髪でしょう?
髪は1ヶ月に約1cm伸びます。
12cmの長さがあれば
毛先は約1年前の髪です。
24cmなら2年前。
30cm以上なら3年以上前です。
12cmある長さの方が
ヘアカラーを2ヶ月に1回
毛先まで染める方の場合。
1年間に6回染めることになります。
伸びてくる根元1cmは毎回1回ですが
12cmある毛先は6回も染めていることになるんです。
これが30cm以上だと
根元は1回ですが
毛先は18回以上染めていることになるんです。
18回のヘアカラーに
紫外線や
ドライヤー
アイロンなどの熱のダメージ
スタイルチェンジのためのパーマや
シャンプーや枕との摩擦
など
3年間の間に
髪はかなりのダメージを受けています。
ダメージケアのためにとしている
トリートメントで
より髪がダメージを受けていることもあります。
ヘアカラーをできるだけ
根元だけ(リタッチ)にするのは
毛先へのダメージを根本的になくすためです。
毛先を染めなければ
そもそもダメージが減りますから。
毛先までヘアカラーを
繰り返した髪は
中身が減って当然だと思いますよね?
まとめ
髪が細くなるのは
年齢と共に髪自体の成長が落ちていく
いわゆる『老化』が原因なのと
ヘアカラーやパーマなどの
髪の中身を減らす施術をすることで
早めている原因があります。
髪が細くなったと思う前に
髪のダメージを最小限に抑えること
を考えた方がいいです。
髪の中身は減点法で減っていきます。
なくなったモノを後から
足すことはできないんです。
髪を傷めない。
髪の中身を減らさない。
そんなことも考えてみましょう。