ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
髪は一度傷んだら治らない。これはもうみなさん知っていると思います。そんな髪をキレイに保つためにはどうすれば良いのか?そんなことを書いてみます。
そもそも「髪の毛」ってどんなの?
髪は、地肌から出ている部分を毛幹、地肌の中にある部分を毛根と呼びます。
毛根の一番奥の毛球で、髪の元となる毛母細胞が、毛乳頭からの指示で、分裂・増殖し、各部位に分化しさらに角化したものが毛髪です。
頭皮から上に出ている毛髪(毛幹)は成長を終えた死んだ細胞ですが、毛母細胞が活発に分裂・増殖することによって押し出されるように伸びていきます。
髪の毛は死んだ細胞ですから爪などと同じ様に、傷んで状態が悪くなっても痛みを感じる感覚がないため、つい負担をかけてしまいがちです。
そして髪は死んだ細胞であるために自己修復機能がないので、一度傷めると自然には元に戻ることはありません。
1年間に10cm以上、女性は4〜6年は伸び続けます。
毛根は胎児のときにつくられ、その数は生まれてから基本的に一生変わりません。
髪の毛は歯と一緒
例えでわかりやすいのは「歯」です。
歯は一度虫歯になってしまったら元には戻りませんよね。
虫歯の部分を削って銀歯を被せたり、詰め物をしたり、差し歯やインプラントのような代用品に変えたりします。
一度虫歯になってしまった歯は、キレイな歯には戻れないんです。
これは髪の毛も一緒です。
一度傷んでしまった髪の毛は切ってしまう以外にキレイにはなりません。
傷んだ髪の場合はトリートメントなどの効果で髪の傷んだ部分を一時的に穴埋めしたり、表面に油やシリコンなどの皮膜(コーティング)を張ることでツルツル、ツヤツヤに見せて、髪が治ったと錯覚させているんです。
残念ながらどんなに素晴らしい修復成分を使っても、一度傷んだ髪は絶対に治りはしないんです。
歯と違うのは、髪の毛は切ったところからまた何か代わりのモノをつなげるってことができない点です。
髪の毛と歯に共通する大事なこと
髪の毛と歯に共通する大事なことは
まずは傷めないようにすること!
これが一番大事です。
「虫歯にならないためには、毎日の正しい歯磨きが大事」
「髪の毛を傷めないためには、毎日の正しいヘアケアが大事」
これなんです。
虫歯になってから
髪が傷んでから
慌てて歯磨きしても、髪のケアをしても遅いんです。
そうなる前に予防するという考えが大事なんですよ。
髪が傷む前に傷まないようにどうすれば良いのか?
こんなことを考えてあなたの髪を大事にしてあげてください。