ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
年齢と共に髪にツヤがなくなる。これは自然なことですが、なぜツヤがなくなるのでしょう?
加齢で髪にツヤがなくなる仕組みはこういうこと
年齢を重ねるごとに
髪がだんだん細くなる。
髪のツヤがなくなる。
ハリコシがなくなる。
これは髪の悩みですよね。
これら全ては同じことが原因で起きているのです。
昨日も書きましたが
【髪のツヤ】は光の反射です。
光がキレイに反射できることで
髪にツヤが生まれるんです。
つまり
ツヤのある髪は
キューティクルの面が整っている状態であること。
ここが大事なんですよ。
この写真を見てください。
ペットボトルに水をパンパン入れています。
これが健康な髪の状態。
中身が詰まっていることで
しっかりとしていて
適度な重さもあります。
中身が詰まっていることで
パンパンに膨れていますから
表面にも張りがあり
ツルッとしてて面が整っています。
この状態の時には
光はキレイに反射しますから
表面にツヤのある状態と言えますよね。
で
こちら
中身の水が随分減り
中身が減ることで
ペットボトルも潰れています。
当然グシャっとなっていますから
表面も凸凹です。
これでは光はキレイに反射できずに
乱反射してしまいますから
表面にツヤは出ません。
このグシャっとなったペットボトル。
これが加齢による髪の状態なんです。
ちょっとショックですよね?
髪が細くなってきて
表面の髪を触ると
ザラザラしてたりしませんか?
そのザラザラの正体が
このペットボトルの状態なんです。
この表面の凸凹が
加齢した髪1本1本の状態なんです。
なぜ髪がグシャっ潰れるのか?
ではなぜ髪がこのペットボトルみたいに
潰れた状態になるのか?
それは色んな原因で起こります。
- 年齢と共に起こる老化
- 紫外線による髪へのダメージ
- コームやブラシによる強すぎる引っ張り
- ドライヤーやアイロンによる過度な熱
- パーマやヘアカラーによるタンパク質の流出
などなど
元々年齢と共に減っていく髪の中身。
そこに追い討ちをかけるように
髪を傷めることで
より早く
より多く
髪の中身が減ってしまう。
髪へのダメージでキューティクルが損傷することで
大事なタンパク質は流出し
水分を保持できなくなる。
水分を保持できなくなった髪は
パサつき
うねり
広がるようになるんです。
髪の中身が減ることで
元々張りのあった髪(真円)は
ペシャっと潰れ(楕円)
いびつな形になり
ねじれ
手触りも悪くなり
ツヤもなくなる。
全ては
髪の中身がなくなることで起こる
”髪の空洞化”が原因なんです。
こちらに詳しく書いています。
まとめ
加齢によって髪にツヤがなくなる理由
少しはわかってもらえました?
元々は真円の真っ直ぐだった髪が
髪へのダメージで
キューティクルも剥がれ
中身が減っていき
形が変形して
光の反射がキレイにできなくなり
ツヤがなくなる。
キューティクルが今までの積み重なるダメージで
弱くなっていますから
より剥がれやすくなって
さらに中身が減っていく・・・
空洞化って怖いです。
でも
女性ですから
キレイでいることは
やめられない!
じゃあ
どうすればいいんでしょう?
これは続きますね。