ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
髪がパサついて毛先がチリチリしてフワフワ浮いてしまう・・・変にうねりも出てきてまとまらない・・・それはくせ毛もありますが、【加齢】のせいなんです。
髪がパサついて毛先がチリチリする理由
髪は年齢と共に髪の内部のタンパク質が減っていきます。
これは止めようのないこと。
髪の【加齢】なんです。
若い頃はしっかりとして艶もあり元気だった髪も
年齢と共にハリコシはなくなり、艶もなくなって元気がなくなっていきます。
特に最近はヘアカラーやパーマのダメージもあって、さらに髪の加齢化が進んでいると思います。
髪の加齢と共にどうして髪はパサついたり、艶がなくなったりするのでしょう?
加齢で髪がパサつく、艶がなくなる、手触りが悪くなる理由
年齢と共に髪の中のタンパク質は減っていきます。
髪がダメージしてもタンパク質は減るんですけど、加齢でも自然に減っていくんです。
髪の中にあるタンパク質には水分を保持する力があります。
この水分を保持する力が弱くなっていけば・・・
当然、髪はパサつきやすくなることくらいわかりますよね?
くせ毛の人の場合は元々の水分を保持する力も弱いんです。
ですからパサつくんです。
そして髪の中のタンパク質が減るってことを説明すると
例えば
海苔巻きで中にお米がパンパンに入っていると
しっかりと太くて、縦に持っても崩れないし
外の海苔はピンっと張ってて見た目にツヤもあって美味しそうですよね?
これが若い頃のしっかりとしたタンパク質もしっかりとある髪です。
でも中のお米が少なくなっていると
海苔巻きは凸凹して形もいびつになり、縦に持つと「グシャ」っと崩れそうになります。
外の海苔もクシャクシャでツヤもなく美味しくなさそうに見えます。
このお米が減って崩れそうになって海苔のツヤもなく美味しくなさそうな状態が【加齢毛】なんです。
髪のタンパク質が減っていますから髪が凸凹して、キューティクルの面が整わず、光を乱反射してしまいますから髪にツヤが出ません。
タンパク質も減っていますから形もいびつで真円ではなくなり、くせ毛みたいに1本1本が楕円になってしまいます。
こうなると手触りもザラザラ(凸凹)して悪くなります。
元々髪が細く弱み場合は、タンパク質が減ることで水分量も減り潤いがなくなって髪が硬くなり、凸凹がひどくなってチリチリしてしまいます。
(パーマや縮毛矯正などのアルカリで傷んでチリチリになるのとは少し違います)
髪が傷んでいなくてもこうなりますから、ダメージがあればなおさらひどい状態です。
加齢で髪がふわふわ浮く、くせ毛みたいにうねる理由
髪のタンパク質が減れば自然と髪の重さもなくなります。
タンパク質+水分がなくなりますからね。
重さはなくなって当然なんです。
変に軽くまとまりの悪い髪になってしまうんです。
トップの髪ほど「ふわふわと浮く髪」になったりするのは
加齢で弱っている髪に
紫外線やドライヤーの熱、ブラシの摩擦など外的要因が重なって、よりダメージが進行してしまっているからです。
「くせ毛じゃないのに髪がふわふわ浮いてまとまらな〜い!」って方は要注意です。
そして元々は直毛で真っ直ぐだった髪が
年齢と共の髪がうねりだした・・・
くせ毛みたいに湿度の高い日は広がってまとまらない・・・
くせ毛みたいにうねる〜!
これも加齢による髪の中のタンパク質が減ったからです。
若い時はパンパンに詰まっていた髪の中のタンパク質が加齢と共に減ることで内側に空洞ができ、そこへ湿度が高い日に余分な水分が入り膨張し、髪の「うねり」になるんです。
髪がうねるからとくせ毛や加齢毛の人にオイル系の流さないトリートメントをお勧めするのは
髪に油の被膜を張って水分の侵入を防いで『うねり』を抑える効果と、油の重さで髪を落ち着けるためです。
決してトリートメント成分が髪の中に入って髪を補修しているわけではありませんよ。
まとめると
髪は年齢と共に中のタンパク質が減っていき「加齢毛」になります。
加齢毛になれば
髪はパサつき
水分量も減り潤いもなくなり
チリチリしたり
フワフワと浮いたり
うねりや毛先がハネたりします。
加齢と共に骨が弱くなる「骨粗しょう症」と同じで
「髪粗しょう症」と呼ばれたりします。
減ってしまった髪のタンパク質を完全に補うことはできないんです。
ですから「エイジングケア」って大切なんです。
いくつになっても「キレイな髪」でいるために
今からできることをしっかりとしていきましょう。
「予防美容」ってやつですね。
ではでは。