ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
最近は気温もやっと下がってきたので髪を乾かすのも苦痛でなくなってきましたよね。あなたはお風呂上がりにちゃんと髪を乾かす?乾かさない?どっちですか?
お風呂上がりにちゃんと髪を乾かす?乾かさない?
美容師さんに「お風呂あがりは髪を乾かしてください」って言われたお客さまは、ほぼ100%だと思います。
*メンズのショートはそこまで言いませんから・・・
暑い夏だと自然乾燥や扇風機で髪を乾かすという人もいますよね?
ね?
それはできるだけやめてください!
ちゃんとドライヤーを使って髪を乾かしてくださいね。
なぜ「お風呂あがりに髪を乾かさないといけないのか?」について説明しようと思います。
お風呂上がりにちゃんと髪を乾かさないと寝癖がつく理由
今回は「寝癖」だけを書きますが、
お風呂上がりにちゃんと髪を乾かさないといけない理由は色々とあるんですよ。
髪をお風呂上がりにちゃんと乾かしていると翌日のまとまりが違いますよね。
これはくせ毛の人ほど痛感しているはず。
夜、疲れて中途半端に髪を乾かして終わりと、翌日は寝癖がついてしまい「めっちゃうねって」しまい、最初から濡らしてドライヤーをしないといけなくなってしまいます。
これは髪の中にに水分が残ったままで、寝ている間に乾燥していくからです。
寝ている間に枕に押し潰されたままの形で髪は乾いていきますから、そのまま乾燥してしまって寝癖がつくんですよ。
髪は水分によって形を変えれる
髪って水分がある時に形を変えることができて、乾かすとその形で固まる性質があります。
髪をブローする時も完全に乾いた髪をいくらブローしてもどうにもなりませんが、一度しっかり髪を乾かすと簡単にブローができるようになりますよね。
ブラシで髪をとく時も一緒です。
寝癖がついた髪を一生懸命ブラッシングしても、一生直りませんよね。
でも髪を濡らしたら一発で寝癖は取れます。
これは髪の中の水素結合が関係しているんです。
この水素結合は水分によって切れて、乾くと再結合する仕組みなんです。
寝癖がついた髪は濡らすことで一度水素結合を切って寝癖を取り、そこからちゃんと乾かすことで再結合をさせる。
これが大事なんですよ。
くせ毛の人がお風呂上がりのドライヤーで気をつけること
寝癖を取るには水素結合が関係しているとわかっていただけたと思います。
髪を濡らすことで結合を切って、乾かすことで再結合させる。
ですから、寝癖をつけないためにお風呂上がりはちゃんと髪を乾かしてから寝ることが一番なんですよ。
ここで、くせ毛の人は気をつけないといけないことがあります。
それは
髪が濡れている状態から乾かし過ぎてブローしないことです。
わかりにくいですよね。
普通、お風呂上がりには髪を乾かすためにドライヤーを使ってブワ〜っと適当にまず乾かします。
その後でブラシを使ってブローしたりしますよね?
この最初のドライヤーを使ってブワ〜って乾かす行為。
これを気をつけないといけないんです。
くせ毛は元々髪の水分量が少ないです。
ということは、乾燥しやすいってことです。
乾燥しやすい髪を最初に適当にブワ〜っと乾かし過ぎてしまうと、その後ブラシを使ってブローしてもくせがまとまり悪いです。
できることなら最初に乾かすのはやめて、しっかりタオルドライで余分な水分を取って
そこから
ブロッキングしてえり足からブラシを使ってブローをしていって欲しいです。
完全に濡れた状態からのブロー。
フルウェットブローです。
これが一番キレイにくせ毛を伸ばしてまとまりやすくできます。
ブローすることで髪にテンションがかかり、くせを伸ばしながら水素結合を再結合できます。
ですから、くせ毛が伸びやすくまとまり良くなるんです。
濡れた状態からのブローですから時間もかかりますし、難しいかもしれません。
これは髪の扱いの上級者さんがすることかもしれませんが、これができるようになったら髪のまとまりは変わってきます。
くせの強さや髪質によって、濡れている状態からどの程度乾かしてからブローするのかを自分の髪ですから観察して欲しいですね。
そうすると、「これくらい濡れている状態からブローした方が髪がまとまりやすい!」なんて気づきがあると思いますよ。
最後に
カンザキもお客さまの髪をブローする時に
直毛の人はしっかりと乾かしてからブローしますが
くせ毛の場合はくせの強さや乾燥度合いによって
あまり乾かさないでブローしたり
中には全く乾かさずにブローする場合もあります。
お客さまの髪質によって乾かし方を変えているんです。
寝癖をつけないにはまず、しっかりと乾かしてから寝るようにしてください。
そして
寝癖がついたらしっかりと髪を濡らしてもらうことが大事です。
特に根元ね。
根元を濡らしてくださいね。
毎日を快適に過ごすために、まずは自分の髪のことをしっかりと知りましょう。
じゃあまた。