ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナの種類に各メーカーが【ブラウン】とついている商品を出していますが、あれってブラウンに染まるヘナの種類があると思っている人、いませんか?それは間違いです。ヘナのブラウンとはこういうことなんです。
ヘナにブラウンはない
ヘナの【ブラウン】で染めれば、白髪はブラウンに染まると思っている人がいるかもしれませんが、それは間違いです!
そもそも、ヘナには【ブラウン】って種類はありません。
じゃあヘナの【ブラウン】ってなに?って思いますよね。
ヘナのブラウンとは
【ヘナ】と【インディゴ】が混ざった製品なんです。
ヘナで染まってオレンジになった白髪を
インディゴで上から染めることでブラウンにすることがヘナの【2回染め】という技術なんです。
このオレンジに染まった白髪をインディゴのブルーを使ってオレンジ味を抑えてブラウンに変化させるんですけど、
最初から混ぜてしまえ〜ってできたのが「◯◯ブラウン」っていうヘナの製品。
メーカーによっては「◯◯茶」なんて書き方をしていたりしますね。
裏面の成分表示を見れば必ずその中には「ヘンナ(ヘナ)」と「ナンバンアイ葉(インディゴ)」と書かれているはずです。
ヘナとインディゴが混ざっていますからオレンジ味はそれほど強く出ません。
でもブラウンにしっかりと染まるか!と言われれば、それほどではないかも。
ヘナのブラウンだけで白髪を染めるなら、30日以内に染めることをおすすめします。
染まる期間が空けば空くほど、元々白髪は薄くしか染まらないので、「ブラウンじゃないな〜」って思うはずです。
カンザキのオススメは2〜3週間毎に根元だけ鏡で見える範囲を染める。
こんな使い方です。
ヘナは白髪も黒髪も同じように染まってはいますが、植物であるヘナには黒髪を明るくする力はありませんから、白髪と黒髪が同じ色味に染まることはないんです。
黒髪は黒髪のまま。
白髪はヘナの色味に染まる。
この2色なんです。
しっかりと白髪と黒髪の差をなくして染めたいのなら、ヘアカラーがおすすめですよ。
ヘナで白髪を染めるということは
人の都合に合わせるのではなく、人が草(ヘナ)に合わせるということが必要です。
人の都合に自然のモノは合わせていませんから。
それでも、髪ヘのダメージがなく、頭皮への負担(刺激)もなく優しい。
そんな白髪染めがヘナ染めなんです。