ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100％の植物の白髪染めとして使われる【ヘナ】 ジアミンを使わず髪と頭皮に優しい白髪染めですが、白髪がない髪、黒髪にヘナ染めをしても効果はないんでしょうか？
【ヘナ】ってそもそも何？
ヘナとはインドに多く自生する植物で
日本ではミソハギ科シコウカ（指甲花） 学名は『Lawsonia inermis』という植物で、葉を乾燥させて細かく裁断して粉末状にしたものです。
古くはエジプトのクレオパトラが髪や爪を染めていたと言われています。
『メヘンディ』と言われるインドの女性が結婚式などの祭事の時に手や足などにするヘナタトゥーに使われています。
ヘナはインド伝承医学の『アーユルヴェーダ』でも薬草として古くから使われいて、体内の毒素排出や鎮炎症作用、新陳代謝の活性化などの効果があると言われています。
ヘナで髪や肌が染まるのはなぜ？
ヘナの成分のナフトキノンの持っている色素がオレンジ色の色素であるため、ヘナで染めると髪や肌はオレンジ色に染まるのです。
ヘナは植物のため、髪を明るくする力はありませんから黒髪を明るくすることはできません。
しかし、ヘナの成分は髪の奥深くまで浸透し、髪のタンパク質と結合（重合）して定着してますから一度髪を染めると色味が長持ちします。
黒髪にヘナ染めしたらどうなるの？
ヘナで髪を染めるとオレンジに染める効果はあります。
ですが、黒髪を明るくする力はありませんから
黒髪を染めても色味はわかりません。
色味は見た目ではわかりませんが、しっかりと染まってはいます。
例えば、【黒の画用紙にオレンジの色鉛筆で色を塗っている】
こんなイメージです。
『髪を染める』が色味がつくもしくは明るくなるものと思っているのなら
ヘナで黒髪を染めても「染まっていない」となるでしょう。
黒髪にヘナ染めしても効果はないの？白髪染め以外にヘナ染めするメリットは？
ヘナで黒髪を染めても見た目の変化はほとんどありません。
がっ！
ヘナの効果はしっかりとあります！
ヘナにはトリートメント効果があり、傷んだ髪の内部補修や紫外線から髪を守る、キューティクルの引き締めで艶が出るなどの効果があります。
またくせ毛に使った場合には最高のトリートメントして、髪の内側から補修することでくせ毛の空洞を埋めてくれ、雨の日でもくせ毛が少し収まりやすくなります。
ヘナ染めを黒髪にした場合、髪にはオレンジの色素が染まっていますから外の陽の光に当たると光が髪を透過することでオレンジっぽく明るく見えます。
ヘアカラーしていない髪が細い人なら黒髪のままでも、ヘナ染めをすることで自然に明るい髪色になったりします。
まとめると
白髪にヘナ染めをした場合にはオレンジに染まって見えますが、黒髪ではほとんど見えません。
しかし、黒髪でもヘナ染めを繰り返していくうちにオレンジっぽく明るい陽の下なら染まっていることがわかるようになりますし
- 髪のまとまりが良くなる
- くせ毛なら収まりが違ってくる
- 紫外線予防効果や髪のダメージケア
にも効果があるんです。
ヘナ染めの場合、黒髪では「染める」というよりも「髪のケア」としてトリートメント目的で使用することが適切だと思います。
ヘナ染めは白髪がないから染めても意味がないのではなく、黒髪に使っても充分に効果があるんですよ。
あなたの髪をどうしたいのか？
どうなりたいのか？
それによってどう使うのか？
『モノよりコト』
ってことです。
じゃあまた。
