ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
これからヘナ染め、特に【ブラウンヘナ】で染めようと思っているあなた！染める前に一度読んで下さい。
ブラウンヘナとはこういうヘナです
インターネットで手軽に買えるヘナ。
コロナ禍で自宅で髪を染めてみようという人が増えて
「ホームカラー は髪が傷むからヘナで染めてみよう」とヘナ染めに挑戦する人も増えています。
そんな人が選ぶヘナは
「ヘナってオレンジに染まるみたいだからこのブラウンって書いているヘナにしよう」
こんな気軽さで選んでいると思います。
確かにヘナは髪がオレンジに染まります。
白髪もオレンジに染まります。
天然１００％ヘナなら絶対です。
だからといって
ブラウンヘナなら髪がブラウンに染まるのか？と言えば
そうとも限らないんです。
昨日の記事にも書きましたが
ブラウンヘナに使われている内容成分の【ナンバンアイ葉】とはインディゴのこと。
これをまずしっかりと知っててください！
ブラウンヘナで髪を染めるとどうなるのか？
ヘナだと髪がオレンジになるのがイヤだからといて
ブラウンヘナで染めようとしているみなさん。
ブラウンヘナで染めると髪はブラウンに染まると思いますか？
答えは
半分正解で半分間違いです。
まずこれは知ってて欲しいことなんですが
ヘナは植物ですから
髪色を明るくすることは絶対にできません！
つまり、黒髪は黒髪のままなんです。
もうわかりますよね？
白髪にブラウンヘナが染まる場合
例えると
白の紙に茶色（ブラウン）を塗ると茶色になりますよね。
それと同じで白髪はブラウンになります。
（ヘナでは１回では薄くしか染まらない場合が多いです）
でも黒い紙を上から茶色（ブラウン）で塗っても
黒は黒のまま！ですよね。
黒髪も同じでブラウンヘナで染めても黒髪は黒髪のままなんです。
なんなら、黒の上にブラウンが染まることでより濃くなりますから
より暗く見えるかもしれません！
例えば
今まではヘアカラー（少し明るめのブラウンの白髪染め）をしていて、自宅にいる機会にヘナ染めをしてみようと思います。
その時に、ヘナはオレンジになるからイヤなので、ブラウンヘナで染めてみようと購入します。
そして染めてみる。
１回目はいい感じに白髪がボケるボケるようになって目立たなくなった！
「これはいいかも♪」と思い
２回目、３回目と繰り返すうちに
「あれあれ？なんか髪が暗くない？」と思うことがあるかもしれないんです。
これがブラウンヘナあるあるなんです。
白髪だけでなく今までのヘアカラーで染まっていた明るい部分（地毛部分）にもブラウンヘナは染まります。
そうして繰り返し染めることで少しづつブラウンが重なり、暗く染まっていくんです。
白髪が少ない場合（黒髪の方が多い）ほど暗くなっていきます。逆に白髪が多ければ、それほど暗くならずに気にならないかもしれません。
これは前髪や頭頂部など自分で染めやすいところほど暗くなりやすいです。
だって自分で鏡で見える範囲は染めやすいですから〜
こうしてブラウンヘナで暗くなった髪を明るくすることは難しい！ってことも知っておいてください。
ブラウンヘナ＝インディゴで染まった髪は明るくなりにくいんです（または明るくならない）
これもちゃんと知っておきましょう。
まとめると
ブラウンヘナの成分はナンバンアイ葉で
それは【インディゴ】のことです。
ヘナは植物ですから髪色を明るくする力はありません。
インディゴは繰り返し染めることで暗く染まっていきます。
（黒髪が多いほど）
これらのことを知った上で、ブラウンヘナで染めてください。
一般の人はヘナでも【ブラウン】って言葉を見ると
髪色がブラウンに染まると思っている人が多いみたいですね。
確かに白髪も黒髪もブラウンに染まってはいるのですが
ヘナは髪を明るくできないので
ブラウンが重なり過ぎると暗くなってしまう場合もあるんです。
インディゴ（ブラウンヘナ）の使い方（染め方）は、一度ちゃんとヘナを知っている美容師さんに聞いてからにしてほしいですね。
そうしておけば「ヘナで染めたら髪が黒くなった！」みたいな失敗は起こりませんからね。
