ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナ染めをする際に「熟成ヘナ」ってワードが度々出ることがあります。「熟成ヘナ」ってなに?どんなヘナ?って思う人もいるでしょうから、そのあたりについて書いておきます。
「熟成ヘナ」ってなに?
まず最初に言っておくと
「熟成ヘナ」なんてモノはありません。
「熟成ヘナ」って書いて売っていたらビックリします。
*「熟成ハム」ならありますよね
では「熟成ヘナ」ってなんなのか?という事なんですが
それは
「ヘナを水で溶いて一晩寝かせておいたヘナのこと」です。
ヘナで染める時には水で溶きます。
そうして水で溶いたヘナで髪を染めていくんですけど、ヘナで染めるとわかっている日の前日にあらかじめヘナを水で溶いておくんです。
そうすると
ヘナの養分の天然のオイルがにじみ出てきます。
このオイルが出ることで、まろやかで、柔らかくなり、髪に塗布しやすくなります。
よく「ヘナ染めをするなら3時間は塗ったままおいてください」って言葉を耳にするかと思いますが
それは
3時間ほど置くと、このヘナのオイルが出てくるからです。
ヘナのオイルが出てくると髪へ浸透し、いつもの質感とはまた違ってきます。
髪がサラッとしているけどしっとりしているみたいな。
なんとも言えない良い質感になるんです。
でも
実際に3時間も放置するのはよほど余裕がないとできません。
そんな時に「熟成ヘナ」の出番です。
前日に溶いて置いていますから、しっかり熟成されてヘナのオイルも出ています。
そんなヘナを髪に塗布するのですから、始めから髪が「しっとりサラッ」とするわけです。
*「熟成ヘナ」を塗布する場合でも時間に余裕があるならできるだけ長く放置して欲しいです
ヘナ染めするにも塗布してから放置する時間があまりない場合や
ヘナで髪の質感をもう1ランクUPさせたい方にはオススメ方法が
【熟成ヘナ】ってわけです。
「熟成ヘナ」は自分で作るモノなんですよ。
「熟成ヘナ」はこんな感じ
では、実際の「熟成ヘナ」をお見せしましょう。
ヘナと水を前日に混ぜて置いてそのままラップをして一晩寝かした出来上がりです。
「熟成ヘナ」を作る時に冷蔵庫に保存する人もいるみたいですが、冷蔵庫には入れなくても大丈夫です。
常温で放置してください。
夏場でも一晩くらいならカビが生えることはありませんよ。
ヘナの周りに油分が見えると思います。
それが一晩熟成されることでにじみ出た「ヘナオイル」です。
トロッとろで、柔らかくなっていますよね〜
「熟成ヘナ」を塗布する場合は、事前にしっかりと混ぜてから使ってください。
いつものヘナがとても簡単に最高級なヘナに変わりますが、そのためには「一晩寝かす」という
この一手間が大事なんです。
最後に
「熟成ヘナ」について、わかっていただけましたか?
植物の力を借りて髪を染めるヘナ染めですから、より良い状態で染めようと思えば
『人がヘナに合わせる必要があります』
そうすることで、ヘナはあなたの期待に応えてくれるんです。
「熟成ヘナ」
お家でヘナ染めしている人はぜひ試してみてください。
*これはARCHEでもやっている方法ですよ。
ではでは。