ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナを使ったトリートメントをしたい！でも・・・髪が染まるのはちょっと困る。こんなことありますよね？ヘナをすれば髪がオレンジに染まりますが、染まらないでヘナトリートメントをする方法もあるんです。
ヘナはそもそも髪を染めるモノ
ヘナの成分はナフトキノンといい
持っている色素がオレンジなんです。
この色素はできた時から持っているモノですから
後からどうこうできるものではありません。
ヘナの持っている色素のオレンジで髪を染める。
これがヘナをする目的です。
ヘナをすれば黒髪も白髪もオレンジに染まっています。
ただ黒髪では色が見えないから
染まっているようには見えませんが
白髪はベースが白ですから
オレンジがはっきりと見えます。
白髪をオレンジに染めることで
白髪を目立たなくする。
オレンジがイヤな時は
インディゴを使って色をブラウンにすることもできます。
ですからヘナは化学染料を全く含まない白髪染め
として使われているんです。
ヘナで髪をトリートメントしたい
そんなヘナは
白髪染めとしてしか使えないのか？
というと
そんなことはありません！
ヘナのイメージで
最初に出てくるのが
髪がオレンジに染まる
白髪を染める
何でしょうけど
ヘナの本当にすごいところは
その性質による【髪質改善】なんです。
髪質改善は言い過ぎかもしれませんが
ヘナを続けると
髪の質は確かに変わります！
- 髪にハリコシが出る
- 髪にツヤが戻る
- ふわふわと浮く髪が収まるようになる
- 毛先のパサつきが収まる
- くせ毛が広がりにくくなる
- 雨の日でもくせのうねりが出にくい
などなど
こういう効果って
みなさんがトリートメントに求めているモノですよね？
そうです。
ヘナはまさに天然のトリートメントなんです。
そんなヘナですから
トリートメントとして使わないのは勿体無いんです。
でも１つ問題もあります。
それが【色】の問題です。
ヘナトリートメントをすると
髪が染まってしまう時はコレだ！
最初に書きましたが
ヘナはオレンジの色素を持っています。
これだけは変えようがありません。
でもヘナの中には
全く色素を持っていないヘナもあります。
それがニュートラルヘナと呼ばれるモノです。
このヘナは【アワル】という植物からできています。
無色と書きましたが厳密には少し色が染まります。
白髪が薄〜い黄色に染まるくらいの色素です。
このニュートラルヘナでしたら
髪をトリートメントしても
全く髪色は染まりません！
ヘナって一言で言っても
色んなヘナがあるんですよ。
ニュートラルヘナは
【収れん】の効果がとても優れています。
Phも酸性のニュートラルヘナを使えば
アルカリ性に傾いて開いてしまったキューティクルを
収れん作用で引き締めてくれます。
（髪は本来は弱酸性ですが傷んだ髪はアルカリ性になっています）
傷んで開いてしまったキューティクルを閉じてくれる。
キューティクルが閉じるということは
光がキレイに反射しますから
髪のツヤがキレイに出るんです♪
閉じたキューティクルに薄く油分が乗るだけで
ツヤツヤの髪になりますしね。
ヘナトリートメントをする時に
髪を染めずにする方法は
ニュートラルヘナを使ってトリートメントをする！
コレです！
・・・
と言い切りたいんですけど
コレではちょっと弱いんですよね。
ヘナで本気でトリートメントをしたいのなら
確かにニュートラルヘナでトリートメントをすれば
髪がオレンジに染まることもありません。
がっ！
これだけでは
トリートメントとしての【効果】は弱いです。
ニュートラルヘナは
キューティクルを整えてはくれますが
ヘナの効果でもっとも大事な部分である
【ダメージホールの穴埋め効果】がないんです。
傷んだ髪は無数の穴が空いています。
その穴をヘナは埋める効果があるんです。
穴が埋まっていくことで
髪にハリコシが出て
髪に自然な重さが出てまとまるようになり
くせ毛も収まるようになるんです。
この一番大事な部分が残念ながら
ニュートラルヘナにはないんですよ。
この効果があるのはヘナ（ナチュラル）だけです。
髪がオレンジに染まるヘナのことです。
髪のことを考えて色なんか関係ないから
髪自体をキレイにしたいのか？
髪も気になるけど
見た目（色）がやっぱり気になるのかは
あなた次第です。
でもね。
そうはいっても髪もキレイにしながら
色も気にならないようにしたいですよね。
僕はその辺も考えながら
ヘナトリートメントをしていますよ。
これは実際の髪の状態を見て
判断して
ヘナを調合するんです。
そんなやり方もありますから
ヘナのトリートメントが気になるな〜って方は
一度相談してくださいね。
